白馬高生×韓国高校生~こんな交流してみました@白馬高校~
ブログの更新がしばし行われないまま月日は流れ…気づけば冬の足音が聞こえてくる時期となってしまいました…。
さて。
ずいぶん前の話になりますが、韓国高校生訪日団の皆さんが白馬高校を訪問。1年生と親睦を深めました。
ようこそ!白馬高校へ!
今回来校したのは、韓国全土から選ばれた高校生44名。
中には日本語を流ちょうに話せる生徒さんも。
まずは体育館で白馬高校の授業や行事などについて説明。
英語科の先生が、流暢な英語で説明を始めると…
おおおおお~っ!!!
と、韓国高校生から称賛のどよめきが!!
ノリがいいですね。
ひと通りの説明を終え、質疑応答の時間。
日本の高校生だったらシーンとなるところですが、、、韓国の生徒たちからは次々と質問が。
質問ができるということは、話をしっかり聞いていた証拠。
主体的に話を聞いてくれていたことが嬉しいですね。
学校説明の後には、SDGs取り組みの一環として行っている教室の断熱改修について、2年生の代表者が説明。
こちらも、質問タイムには、
「どのくらいの時間がかかったのか」
「大人のサポートはどのくらいなのか」
などなど、さまざまな質問が飛んできます。
プレゼンをしてくれた2年生が、しっかりと受け答えをしてくれました。
待ちに待った交流の時間
さあ、待ちに待った生徒間交流の時間。
韓国高校生には、茶道、弓道といった日本文化をはじめ、バトミントン、ボルダリングなど、ひとり2つのアクティビティーを体験してもらいました。
茶道や弓道は部員の子が主体となって動きます。
バトミントンやボルダリングは、共通のスポーツ。一緒に楽しめるのがいいですね。
驚いたのが、韓国高校生の多くが名刺をもっていたこと。
先生にお聞きしたら、この日のために生徒自らが用意したとのこと。
なるほど。
高校生にもなると、交流の場もいろいろと広がるので、持っていてもいいかもしれませんね。
別れを惜しみながら…
閉会式。
各校の代表者が言葉を述べ、最後は自由時間。
写真撮影をしたり、
連絡先を交換したり。
時間を共有したのは半日程度でしたが、見送りのときにはすっかり仲良し。
別れ際も、名残惜しそうにいつまでもバスを見送っていました。
明るく元気で、積極的な韓国の高校生たち。
それにつられて、白馬高生もいつも以上に笑顔たくさんでした。
校舎内も若いエネルギーで満タンになった気がします!
時間をじっくりかけた交流も意義のあるものですが、今回のように、短い時間でぎゅっと交流するのも、勢いがあって、エネルギッシュでいいものです。
「知らない誰かが住んでいる国」から「あの人が住んでいる国」へ
世界を旅してまわると、「今まで知らなかった国」が、「あの人が住んでいる国」と変わっていく感覚がありました。
その国に足を踏み入れるだけで、
その国の誰かと挨拶を交わすだけで。
ちょっとした交流だったとしても、
交流した相手の名前を知らなくても。
その国で地震があったとニュースで知れば心配し、募金しようと行動することもあります。
たった一人でも触れ合った人がいる国は、「知らないどこかの国」ではなくなり、自分に一歩近い存在になるのだと思います。
「知らない」状況から抜け出し、「知ろう」とすること。
それだけで回避できる問題もあるし、そうすれば、もっともっと優しい世界になるのになあ、なんてムラミは思います。
今回、白馬高と韓国の生徒たちが知り合い、触れ合い、楽しい時をともに過ごしたことで、世界は少しだけ優しいものになるかもしれませんね。
韓国の皆さん、
来てくれてありがとうございました!!