今日のこと、1週間後には忘れているかもしれない!?〜校長先生のお話から〜
しろうま祭からあれよあれよと月日が流れ、気づけば夏休みっ!!!
久しぶりの投稿となってしまいました…。
白馬高校では昨日、終業式が行われました。
夏休み前の全校集会。
全校集会のとき、ムラミは毎回、校長先生のお話を楽しみにしています。
いろいろと学ぶことが多く、とても興味深いのです。
入学式でのお話はコチラ↓
そして今回は、
「人は忘れていく生き物」がテーマ。
昨日は何食べた?一昨日は?それじゃあ…
校長先生から生徒たちに出された質問。
「昨日食べたものを思い出してみてください」
ふむふむ。
ムラミの場合・・・寮生のみんなとBBQ。
「一昨日食べたものを思い出してみてください」
むむむ。
ムラミの場合・・・・・・・豆腐と野菜のオイスター炒め。
「では、一週間前に食べたものはどうですか?」
・・・・・・・・・・。
ガーーーーーーーーン。
思い出せません!!!
みなさんは思い出せますか!?
「忘却曲線」とはなんぞや
ここで、校長先生お手製のグラフが登場。
このグラフ、「エビングハウスの忘却曲線」という「記憶と時間の関係性」を表したものなのですが、
これによると、
な・な・なんとっ!!
人は1週間前の出来事の7割強を忘れる生き物だそうです。
ほえーーーっ、びっくりです。
人間は忘れていく生き物とは知っていましたが、それほどの割合で忘れるとは!!
人間の脳は一日に膨大な情報を得て処理しています。自分にとってどうでもよい記憶は切り捨てられ、忘れていく。
自分の脳がキャパオーバーしないために、自然にそうなっているわけですね。
1週間前の食事が何だったかを覚えていないのは、普通に考えれば、誰にとっても当たり前のことなんです。
くりかえすことで記憶に残る!
では、普通1週間で忘れてしまうことを忘れたくない場合、どうやって記憶に留めておくのでしょうか。
それは、くりかえし思い出すこと。
意識的に何度もくりかえし思い出すことで、忘れにくくすることが可能だそうです。
脳内の記憶ランキングの上位に留めておく、という感じでしょうか。
「記憶力のよさ」は自分の行動次第!
何もしなければ、人はどんどん忘れていきます。
勉強だってもちろん例外ではありません。
それを「仕方ない」とするのか、努力と工夫で「記憶」として留めておくか。
「記憶力」は遺伝でも何でもなく、自分の行動次第で、差はあれど、変えられるということになります。
今日から1か月間の夏休み。
生徒ひとりひとり、どんな行動をとるかによって、夏休み後に差が出てくる!というわけですね。
有意義な時間の使い方、賢い使い方をしてほしいな、と思います。
注: 上記グラフは下記サイトからの引用です。詳しく知りたい方は↓
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