未来はつくりだすもの〜校長先生の講話から〜
１２月２５日、白馬高校では終業式が行われました。
今回はインフルエンザなどの感染症防止のため、放送による終業式。
約２週間の冬休みに入り、次に会うのは２０２５年。
今回は、新たな未来をつくりだすためのお話です。
１に１をかけても…
みなさん、１という数字を思い浮かべてください。
放送から聞こえてきた校長先生の声。
そこに１をかけていきます。何回かけたところで、1は1ですよね。変わることはありません。
1に1.1をかけると…
校長先生は穏やかな声で続けます。
では1に1.1をかけていくとどうなるのか、と。
1に1.1をかける…
1×1.1=1.1
1×1.1×1.1=1.21
1×1.1×1.1×1.1=1.331
…
……
10回かけると2.5937…
100回かけると、
なんとその数、、、
13780.61233…
たった1から0.1増えた数をかけていくだけなのに、100回かけると大きな数へと変化しました。
では0.9ならどうでしょう。
1×0.9=0.9
1×0.9×0.9=0.81
…
……
10回かけると0.348678
100回かけると、、、
0.00002656
たった0.1減った数をかけただけなのに、とてつもなく小さな数になっていきます。
未来をつくりだす意識
【1×〇】の式。
人間の成長にだって言えること。
今現在の状態を1としたとき、
何が少しでもプラスの行動をすれば、それは1.1をかけることになります。
「プラスの行動とは何か」、校長先生は具体的にお話をされていました。
例えば、
・自分の名前を書くとき、いつもより丁寧に書いてみる。
・ありがとうの言葉を口にしてみる。
・丁寧な挨拶をする。
などなど。
逆に、少しでもマイナスな行動をすれば、それは0.9をかけることになります。
やるべきことを後回しにする、とか。
こうした言動はほんの小さなもの。
でも、毎日毎日積み重ねていけば、ちりも積もれば…です。
未来の自分は今の自分がつくる！という意識。
豊かな人生を送るために大切なマインド。
白馬高校生ひとりひとりが、
今の自分の行動と向き合いながら、
望む未来をたぐりよせていけますように。
それでは、みなさま。
良いお年を！！
2025年にお会いしましょう！！
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