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carry up!?にフツオタを出そう

以前、Carry up!?のふつおたのまとめ記事を作成させていただきました。

ありがたいことに「参考にしたい」とのお声をいくつかいただきました。
このことを受けて、今回はどんなふつおたが採用されているのかの好例を上げ、そこからどんな文面を出せばいいのかを一緒に考えていきたいと思います。
この記事が対象として想定しているのは以下の人です。

・まだふつおたを出したことが無いよ~って人
・Carry upにふつおたを出してみたいけど内容が思いつかないよ~って人
・一応ふつおた出してはいるけど読まれたことはないよ~って人
・他のラジオで読まれたことはあるけど、Carry upで読まれないよ~って人

どうかけばいいか分からない、右も左も分からない。
そんな方を対象に書く記事です。
一度でも読まれたことのある人が、採用率をあげるきっかけを掴むためにこの記事を読んでも、あまりお役にたてる気がしません。
なぜなら採用されたということは、そのメールの方向性で正解ですよ、ということをラジオ側からお墨付きを貰っているのと同じことだからです。
しかし採用未経験の方には、きっとこの記事でメールを書いてみようという気持ちになってもらえることかと思います。

それではさっそく、前回の記事で取り上げたふつおたのジャンル内訳から、好例を見ていきましょう。
肩の力を抜いて、お付き合いください。

どんなふつおたが採用されている?

① 感想メール

いちばん多いふつおたです。
石原夏織さんのアーティスト活動や、声優活動に関する感想をつづったメールですね。
ライブ感想、ご出演されたアニメの感想、新曲の感想、ゲスト出演した番組の感想など多岐にわたります。
例をあげてみます。

夏織ちゃんこんばんは。
先日行われたライブ、MAKE SMILE参加しました。
ライブで披露してなかった曲や、未発表の新曲が発表されたり、映像も思わず笑顔になるような演出ばかりでした。
夏織ちゃんのライブはいろんなタイプの曲があって、それに加えて映像パートでは、ライブでは見れない夏織ちゃんを見ることが出来るので、毎回新鮮な気持ちで参加しています。
今回は今までとは違った形式でしたが、やっぱり現地で参加するライブが一番だなと思いました。

2021年3月8日 ラジオネーム:カプレーゼさん

こちらはライブ感想のメールですね。
ライブであった内容を軽く総括しつつ、自分が感じたことをさりげなく添えるタイプの書き方です。
あれやこれやをぎゅっと詰め込んだまとめメールで、これ一枚あればパーソナリティさんはいろいろ語れるので便利です。

"きゃりさんきゃりきゃりもーにんぐ。
Starcast発売おめでとうございます。手元にCDが届いてから、朝も夜もたくさん聴いてます。
そして聞くたびに心が動かされて、うるうるしちゃいます。
映画みたいにドラマチックな曲に乗せ、心の距離を縮めに行こうという意思がとても強く感じられる歌詞が続き、圧倒されます。
そして圧倒されたまま曲が終わりに近づくところで、同じをおんなじって読むところで、ああ、可愛い、嬉しいって聞いている私は力が抜けて、涙腺も緩んでしまいます。ここが私の一番星です。
曲が終わって、もう少し余韻に浸りたくなって、いつもわざと触れた。はわざと一時停止します。
たくさんの思いが込められた素晴らしい作品を今回もありがとうございました。"

2021年12月13日 ラジオネーム:はままちゅのがんちゃんさん

こちらは新曲の感想メールになります。
ひとつ前の内容を総括したメールとは対照的に、自分が特に好きだと感じた部分や心動かされたところにフォーカスして書かれています。
もしこのフォーカスした部分が石原さんの語りたい部分と被っていれば、深堀りして話すことが出来るので、こちらも欠かすことのできない感想メールですね。

このように、感想メールは大別して2種類に分けることができます。
内容を総括したふつおたと、個人的な注目ポイントを伝えるふつおたの2つです。
どちらがいい、読まれやすいはありません。
ただ書くときに、どちらで書くかを意識しながら書くと、軸がぶれなくて書きやすいはずです。

② 自分発信の話題

前回の記事では「無関係な話題」とジャンル呼びしてしまっていましたが、ちょっと言葉が悪いような気がしたので、呼び方を「自分発信の話題」とします。
これは、後述する「リアクションメール」が石原さん発信の話題に対するメールに対し、こちらはリスナー自身から話題提供をするメールです。
石原さんが撮影で使われていた水族館に行ってきました!」というのがリアクションだとすれば、「私が最近ハマっている漫才師コンビについて聞いてください!」が自分発信の話題ですね。

"きゃりさんこんばんは。
ある日出かけようと外に出ると、アパートの隣人の車が新車になっていました。
自分が乗っている車は中古車で、10年以上前の型式の車です。
そろそろ買い替えるのも有りかなあと思うのですが、まだ乗れるし買い替えるなら子供が生まれてからかなあ、と思っています。
きゃりさんは最近買い替えたもの、または買い替えを検討しているものはありますか?"

2021年3月29日 ラジオネーム:まままΔのΔまくらさん

投稿者さんのまわりに最近起こった出来事で構成されたふつおたです。
独自のエピソードが繰り広げられ、最後にそれに絡めて答えやすい質問を置くことで、石原さんが喋りやすいよう作られていますね。
こういうのが自分発信の話題のふつおたとなります。
非常に自由度が高い反面、石原さんの興味から大きく外れれば当然箸にも棒にもかからないのでそこは注意が必要です。
もちろんこういう文面であっても、仮に石原さんの趣味がドライブだったり車が好き、ということであればリアクションにもなりえます。

マルチポスト(複数のラジオ番組に同じ内容のメールを送る行為)しやすい文面が作れるふつおたですが、誠意に欠ける行為なので嫌がられます。
マルチポストは、やめましょう。

③ リアクションメール

感想メールと似ていますが、ラジオ内で石原さんがおっしゃっていたお話などに対する反応ということで、リアクションメールとして分類させてください。
たまに石原さんは番組中に「みんなはカバンが壊れたときどうします?」「みんなの金銭感覚について教えて」といった問いかけをポロっと口に出されます。
それに応える形でメールを送れば、それはリアクションメールです。

"もし高くていい革を使っている鞄だったら、絶対修理をオススメしますよ。
自分も高級革靴を治して直して15年以上履いたことがあります。
ネットで調べると、近所に意外と修理屋さんありますから。"

2021年1月4日 ラジオネーム:M(仮)さん

こういう短い文章でもいいので、意見を送ってみましょう。
だいたい2、3通まとめて紹介されるのですが、その中に入れてもらえるかもしれません。

その他にも、ラジオで話していた話題に対するリアクションはいくらでも送れます。

"きゃりさんこんばんは。
きゃりさんの、夜寝る前のルーティーンで話していた鼻呼吸テープ、最近自分もやり始めました。
寝ている時の鼻呼吸は大事みたいなので、これをつけると出来ている気になれますね。
ちなみに自分はマスクはマスクでも、ホットアイマスクをして寝ています。
きゃりさんはホットアイマスクはどうですか? よかったら聞かせてください。"

2021年3月29日 ラジオネーム:ブルーフレグランスさん

ラジオ内にて、ルーティーンの話題で鼻呼吸テープをしている、と話されていました。
こちらはそれに対して、自分もしてみたよ、をリアクションとして送っているふつおたですね。

④ 情報公開の感想

これも①の感想メールと似ています。
しかし「イベント開催が決まりましたね」「アニサマへのゲストおめでとうございます」など、実際に曲やライブを体験した感想ではないので、基本的に期待や祝福の言葉をつづるふつおたとなります。
例を挙げましょう。

"きゃりさんこんばんは。
GARNiDELiAのコンポーザー、tokuさんのソロアルバムブーケへ或るひまわりでの歌唱参加おめでとうございます。
花をテーマにしたアルバムのようですが、ひまわりをモチーフにした楽曲になるようで、聴く前からきゃりさんにぴったりな曲になる予感がひしひしとしています。
レコーディングはもうされたようですが、言える範囲でどんな曲になったかお聞きしたいです。
他の曲もゲストボーカルさんがかなり豪華なので、6月12日の発売を楽しみにしています。"

2021年5月24日 ラジオネーム:てらさん

このように、公開された情報に対する期待や、石原さんからの詳しいお話を促すための内容になりますね。
ゲスト出演が決まって嬉しいときや、新しいアーティスト写真がツボだったときにはぜひ感想を送ってみましょう。
詳細や裏話を話していただけるかもしれません。

ちなみに今日(5/5)、この種類のメールを送るのにうってつけの情報が公開されましたね。
もうチェックされましたか?

⑤ その他

上記の4つに当てはめづらいメールもたくさんあります。
③のリアクションメールは採用数の比率から、ラジオ内で話されたことに対するリアクションに限定しました。
しかしラジオ内でのお話に限らず、石原さんのSNSでの発信に対するリアクションも結構ふつおたとして採用されています。
自由な発想でいろいろ送ってみてください。
肩の力を抜いて送ってみると、意外と採用されたり、なんてことがあったりします。
以下は前回の記事でも使った、その他のメールの内訳画像です。

採用されやすい書き方はある?

どんなメールが番組内で紹介されているか、分かっていただけたでしょうか。
なんとなくジャンルが分かっても、こうしたほうが読まれやすいとか
あるんじゃないの? それを書いてほしい。

という声が聞こえる気がします。

分かります。私自身、メールを投稿するようになってから、ずっとそれを知りたいと思っていました。
ここからは自ら抱いていた疑問に対して自答していくことで、声への回答とします。

Q1 採用されやすいメールの長さってある?

あるかもしれません。
前回の集計によると、250文字前後が平均となっています。
読んだ時に30秒~40秒ぐらいになるメールが多いですね。

が、実はCarry upではメール本文が中略されたり、追伸がカットになったりすることがたまにあります。
ここから重要なのは話のネタであって、文章の長さは番組側でちょうどいい感じにしてくれる、ということが分かります。
なので、小論文を送り付けるレベルではない限り、気にしなくてOKです。
逆に短くても、100文字にも満たない短文でも採用された方はいるので、チャンスはあります。

Q2 奇抜だったり、フックは必要?

フックとは、お便りの文面の中で、ついついパーソナリティが突っ込みたくなるような箇所をわざと仕込むことです。
ラジオを聴いているとどうしてもちょっと奇抜なメールが記憶に残りますよね。石原さんの反応も大きく、話が大きく盛り上がっているようにも見えます。
しかしそれがイコールで採用されやすくなるのかというと、実はそうでもありません
去年採用された全体のメールの中で、エキセントリックな仕掛けがしてあるメールは2割にも満たないものでした。
もちろんそのテクニックによって採用に辿り着いている方も、去年のメール199通に目を通した私から見てもいらっしゃいます。
が、慣れない人がそれをしようと思っても、たいていわざとらしく、見透かされてしまい、かえって採用が遠のくかも知れません。
最初は素直に書くのをおすすめします。

Q3 メールの書き方に決まりはある?

コーナー名はどこに書く?
ラジオネームはどこ?
住所は?
挨拶はどれ?

調べてみました!
ということは出来ないので、自分の場合を紹介します。

一例です

件名にコーナー名のふつおたと明記しましょう。
作家さんが振り分けやすいです。
私は個人的に括弧書きで、その内容(新曲感想だったりライブ感想だったり)も書いてみてますが、ここは別になくても大丈夫です。

ラジオネームは括弧書きで読み仮名を振っておくと、石原さんが読みやすくてGoodだと思いますね。
メールを印刷した用紙に、作家さんがペンで目立つように印を入れてくれるものらしいので、場所は別にどこでもいいですが、最初に書いておくと無難です。

ステッカーを貰うためには住所が必須です。
これは本文の邪魔をしないように、一番最後に書いておきます。

Carry upでは決まった挨拶はありません
よって、大半の人が「こんばんは」です。
なぜこんばんはかというと19時放送だからですね。
そして挨拶は省略可です。いきなり本題から話しても構いません。

自分が読む側なら、ということを念頭に置いて本文を書きます。
適度に改行、そして句読点
実際に声に出して読んでみてひっかからないかを確かめるのもありですね。


さて、思いついたものを軽く書いてみましたが、いかがだったでしょうか。
個人的な見解ですが、Carry upへのメールはいかにNGを出さずに採用候補に選ばれるかだけが勝負だと思っています。
このハードルは非常に低い(はずです)。
採用候補に選ばれれば、あとは運良くその中から引き当てられるのを待つだけ。
引き当てられなければ、また送りましょう。

以上、当記事ではこの採用候補に残るメールとはどんなものかを見てきました。
ぜひ初めての投稿のおともにしていただけると幸いです。
お付き合いいただきありがとうございました。

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