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Photo by
88daisuki
俳句 二百十日
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俳句を作りました。
今回は三句です。詩を添えました。
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俳句
秋晴や 踏みしめる度 汗跳ねて
道覗き 頬を照らすや 青蜜柑
稲刈りの 藁の匂いや 懐かしく
詩
照る太陽はまだ暑くても
吹く風が肌に心地よく
空気にやわらぎを覚える
道の上は落ち葉が目立ち
木の葉は黄に染まりだす
転がる落ち葉の先へ
秋が過ぎていけば
木は冬支度をするだろう
夏と冬の間の儚い季節は
美しい彩りの季節
夕日は空を紅く青く彩り
今日を生きたご褒美のように
世界の美しさを映していた
今日は独りで見たこの空も
いつかあなたと見れるだろうか
その日は明日かもしれない
そう思うことは
誰にだって必要なことだ
*
時候は以下の通りです。
・二百十日
立春から数えて二百十日めで、
九月一日ごろ。台風が襲来する
ことも多い時期で、稲の開花期
にもあたることから、農家では
「厄日」として警戒する。
季語は以下の通りです。
・秋晴
・青蜜柑
・稲刈り