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1yottan
俳句 霜降 其の二
*
俳句を作りました。
また時候から大分過ぎてしまいました。
霜降は立冬(11/7)までらしいので。
今回は二句です。詩を添えました。
*
俳句
萱高く 風揺らす穂や 夜を待つ
色づきて 紅葉の栞 本挟む
詩
紅葉の季節が巡ってきた
辞書に挟んだ去年の紅葉
見れば色を保ってる
栞にしようと挟んでから
そのままにしていた
真っ赤な紅葉の栞
季節は栞に届いていない
この一瞬の紅を
今年も辞書に封じこめる
そしていつの日にか
あなたに栞を贈るのだ
一瞬の紅を封じた栞を
*
時候は以下の通りです。
・霜降(そうこう)
二十四節気の一つで、新暦十月二十四
日ごろにあたる。霜が初めておりる意
から。
季語は以下の通りです。
・萱(かや)
・紅葉(もみじ)