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俳句 霜降 其の二


俳句を作りました。

また時候から大分過ぎてしまいました。
霜降は立冬(11/7)までらしいので。

今回は二句です。詩を添えました。

俳句

萱高く 風揺らす穂や 夜を待つ

色づきて 紅葉もみじの栞 本挟む

紅葉の季節が巡ってきた

辞書に挟んだ去年の紅葉
見れば色を保ってる

栞にしようと挟んでから
そのままにしていた

真っ赤な紅葉の栞
季節は栞に届いていない

この一瞬の紅を
今年も辞書に封じこめる

そしていつの日にか
あなたに栞を贈るのだ

一瞬の紅を封じた栞を


時候は以下の通りです。
・霜降(そうこう)
 二十四節気の一つで、新暦十月二十四
 日ごろにあたる。霜が初めておりる意
 から。
季語は以下の通りです。
・萱(かや)
・紅葉(もみじ)

角川文庫 俳句歳時記 秋

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