詩 静寂とざわめき
玄関に並んだ靴
エレベーターの押しボタン
耳にはめたイヤホン
流れる曲が音を消す
電車で探す空いた席
読みかけの本の厚み
乗り継ぎホームの一番前
空の色の青さが気になる
電車に乗れば交差する視線
慌てて本に目を落とす
スマホが気になり本を閉じる
何をしても落ち着かない
いつもと変わりはないけれど
同じ心などひとつもない
目の前に抱えた現実と
これから訪れるであろう未来と
その先に待つ何か
落ち着かない気持ちが
ふわふわと心を揺さぶる
玄関に並んだ靴
エレベーターの押しボタン
耳にはめたイヤホン
流れる曲が音を消す
電車で探す空いた席
読みかけの本の厚み
乗り継ぎホームの一番前
空の色の青さが気になる
電車に乗れば交差する視線
慌てて本に目を落とす
スマホが気になり本を閉じる
何をしても落ち着かない
いつもと変わりはないけれど
同じ心などひとつもない
目の前に抱えた現実と
これから訪れるであろう未来と
その先に待つ何か
落ち着かない気持ちが
ふわふわと心を揺さぶる