見出し画像

詩 夜の静けさ

夜の帳がおりて
寝静まった夜遅く
キィー、キィーという鳥の鳴き声に
目が覚めた

遠くから聞こえる声は
物悲しく胸を打つ
今同じ時を過ごすことで
その声は僕に届いた

届けた声を聞く人がいる
届いていると信じている
物悲しい鳴き声も
少しは意味があるだろう

夜の静けさの中
耳を澄ましながら
胸に温もりを感じている

いいなと思ったら応援しよう!