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映画「チャイナタウン」

今日の月はとてもきれいだ。
名月とは、このような月をいうのだろうか。

ネットで調べてみたら、明日(6/4)が
満月らしい。
素人目には、今日が満月でもいいんじゃ
ないかと思えるくらいの月である。

満月を見るといろいろな事を思い浮かべる。
あなたは何を思うだろうか。

僕はある映画のワンシーンを思い出した。
ジャック・ニコルソンの「チャイナタウン」。
名画である。

見たことがある人は、ああ、あれね。
と思うかもしれない。

僕はジャック・ニコルソンという俳優が
好きで、特に怪演ぶりがたまらない。
キューブリックの「シャイニング」などは、
ジャック・ニコルソンならではだ。

Wikipediaを覗いてみて、
ジャック・ニコルソン主演の見たことがある
映画を並べてみた。

『さらば冬のかもめ』(1973年)
『チャイナタウン』(1974年)
『カッコーの巣の上で』(1975年)
『シャイニング』(1980年)
『愛と追憶の日々』(1983年)
『イーストウィックの魔女たち』(1987年)
『バットマン』(1989年)
『ア・フュー・グッドメン』(1992年)
『恋愛小説家』(1997年)
『アバウト・シュミット』(2002年)
『最高の人生の見つけ方』(2007年)

Wikipedia「ジャック・ニコルソン」

出世作の『イージー・ライダー』(1969年)
は、見ていない。

今は引退しているらしい。

『アバウト・シュミット』で、
定年退職し、妻に先立たれた孤独な老人を
演じていたけど、
あれから20年も経っているのだから、
ゆっくりしてもらいたい。

さて、
「チャイナタウン」と題しているのに、
ジャック・ニコルソンの話しになって
しまった。話しを戻す。

「チャイナタウン」で、ニコルソンらしい
場面がある。映画の本筋とは関係ない場面
なので、簡単に紹介する。
(記憶が頼りです。間違っていてもご容赦を)

床屋に散髪に行ったジェイク(ニコルソン)
が別の客から、ジェイクが開業している探偵
事務所が順調なことの嫌味を言われ、
口論になりかける。
慌てた床屋の主人がいきり立つジェイクを
宥めるために、ジェイクが喜びそうな
ジョークを話す。
話しをすっかり気にいったジェイクは事務所
に帰り、女性事務員を外出するようにいい、
男性部下にそのジョークを流暢に話し始める。
そう、わい談だ。
そのジョークに名月が出てくる。

内容は割愛するが、そのわい談を話して
いるときのジェイクの楽しそうな様子と、
実は、女性の客が来ていて、
気が気じゃない部下の様子の対比が面白く、
ジョークの最後で独り盛り上がるジェイク
が、後ろに女性の客がいたことに気がつき、
バツの悪そうな顔をする演技が最高だ。

「チャイナタウン」自体は重たいテーマを
扱っていて、気になる方は観て欲しいが、
古き良きアメリカを意識して作られている
からかノスタルジックな空気の映画である。
僕はこの空気感が好きで、何度も見てしまう。

ちなみに続編があって、ニコルソンが主演
・監督をしていたけど内容は覚えていない。

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