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Photo by
komatam52nz
俳句 仲秋
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俳句を作りました。
今回は三句です。詩を添えました。
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俳句
秋晴に 威張る陽射しや 風涼し
天高し 鳥は流れて 遠くなり
焼けた道 這っては進め 芋虫かな
詩
照りつける太陽は
夏のそれと変わらない
吹き抜ける風は心地よく
照りつける陽は肌を焼く
焼かれたアスファルトの上
アゲハの幼虫が道を渡るや
熱すぎて引き返す
その様子を葉っぱを抱え
バッタがじっと眺めてる
僕ならこんな道は
ひと跨ぎだというように
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時候は以下の通りです。
・仲秋(ちゅうしゅう)
三秋の中の月で、新暦の九月にあたる。
虫の声が聞かれ、月も美しくなる。
季語は以下の通りです。
・秋晴
・天高し、秋高し
・芋虫