【DM変種ルール】アグロタワーのすゝめ
こんにちは、白です。
今回は仲間内でいつも遊んでいる大興奮パーティゲーム、
「アグロタワー」を紹介します!
コンセプト
シールド1枚をめぐる攻防、ブレイクする瞬間のヒリつき、逆転、また逆転、興奮、絶叫…
古来よりデュエル・マスターズにおける速攻デッキのミラーマッチは大変面白く、そして奥深いものです。
そうしたアツいゲームの醍醐味を抽出し、タワーデュエルで大勢と楽しめるのがこの「アグロタワー」。
数多のシールドを割り続けてきた歴戦のアグロ・カード達と、そこに多人数デュエマならではのカードをひとつまみ加え…盛り上がること請け合いのパーティゲームに仕上げました。
このゲームのキーとなるのは、《"轟轟轟"ブランド》の誘惑と、各種手札誘発カウンターカードのせめぎあい。
手札を握らなければ 命を守れない、
手札を握ったままでは 轟轟轟を投げ付けられない…
そんなジレンマをお楽しみください。
ルール
◆推奨人数
3人~6人
◆推奨シールド枚数
3人~4人:5枚
5人~6人:3枚
※目安です。場の時間やテンションで決めてしまって全然OK!
◆初期手札
5枚
◆準備
①山札をよくシャッフルし、テーブルの真ん中に設置します。
②各々のシールドと手札を準備します。
③先行のプレイヤーを決めます。
④時計回りで、デュエマスタート!
◆特有ルール
✅山札は全員で共有です。マナや墓地は普段のデュエマ通り、別々です。
✅各ターンのはじめ、ドローする前に、デッキトップを捲ります。
ターンプレイヤーはそのカードを即、コストを支払わずに使います。
──毎ターン無料でガチャを1回、回すことができます。これにより様々な事件が起こります。
✅クリーチャーがプレイヤーを攻撃する時、攻撃されているプレイヤーのシールドが1枚もなければ、デッキトップを捲ります。
攻撃されているプレイヤーはそのカードを即、コストを支払わずに使います。
──要するに、ダイレクトアタックされる時にもガチャを回してワンチャンを作ることが可能です。気合いで命を拾いに行きましょう。
…つまり、相手にダイレクトアタックが通るその瞬間まで、何が起こるかわかりません。非常にスリリングなゲームを楽しむことができます!
デッキレシピ(最終更新:2024年6月)
30枚+16×2枚+8×4枚+4×75枚
=合計394枚
各カード解説
◆主役
《"轟轟轟"ブランド》×30
みんな大好き、マスター・ゴゴゴ・ガンガン・ギャラクシー。
あらゆる局面でゲームを盛り上げてくれます。越えろ4連轟轟轟!目指せ30連轟轟轟!!
捲りで出た時、赤マナが無いとドローができませんが、手札を切って火力を打つ権利はあります。お忘れなく。
《凶戦士ブレイズ・クロー》×16
《闇戦士ザビ・クロー》×16
デュエル・マスターズを代表する切り込み隊長。
放っておいても捲りで出てきて強制攻撃で突っ込んでくれるので、全員がカウンター札を抱えてゲームのスピード感が失われてしまう…といった事態を防ぐ大事な役割も担っています。
◆手札誘発
《百鬼の邪王門》×8
《革命の鉄拳》×4
《アンヤク夜叉》×4
《百鬼の天邪閣》×4
《鬼ヶ英悪ジャオウガOG》×4
《ボルシャック・ドギラゴン》×4
《デス・ザ・チョイス》×4
手札に抱え任意のタイミングで宣言することで、捲りに頼らず命を守ったり追撃したりできます。
これらのカードをキープするか、手札をオールインして轟轟轟で駆け抜けるか…の選択がこのゲームの肝となります。
《一王二命三眼槍》×4
Sトリガーもダメ、革命ゼロトリガーも鬼エンドもダメ、捲りもダメ…となってもこいつを持っていれば生き永らえることができます。
ちなみに宣言は必要ないので、ギリギリまで隠し持つことができますよ。
◆タワーデュエルならではのカード
《照明者イタツキバアタリ》×8
知名度は採用カード中間違いなく最低だと思います。が…
①軽量アタッカー
②手札を減らして轟轟轟のサポート
③次の番の人がターンのはじめに捲るカードを操作
④トドメを刺しに行く時に相手が捲るカードを安全なものに固定
と一人四役こなす、このゲームのために作られたかのような凄い奴。
2コストパワー5000とケンカに強いのも◎
《終末の時計ザ・クロック》×8
ある時は英雄に、ある時はギャグ要員になるオイシイ奴。
誰かがターンはじめに捲ったら思いっきり笑ってあげましょう。
《転生プログラム》×8
自分に使っても相手に使っても何らかの事件が起こります。
《斬隠総頭龍バイケン》×4
手札を捨てるカードを捲った時、こいつを持っていると当たりに化けます。轟轟轟を捲った時はもう祭りです。
◆自分の手札を減らすカード
《堕魔 ザンバリー》×4
《コオニ小町/「世界はジャオウガ様のモノ!」》×4
《ルソー・モンテス/法と契約の秤》×4
《Disパイロン》×4
《禍々しき取引 パルサー》×4
《メガゴーワン・チュリス/ゴゴゴ・Go1・ナックル》×4
《ニクジール・ブッシャー》×4
轟轟轟の発射を手厚くサポート。
パルサーを捲ったプレイヤーはたいてい悶絶することとなります。
◆自分のシールドを減らすカード
《斬斬人形コダマンマGS》×4
《ケンスケのツールボックス》×4 New!!!
《スプーン=ンプス》×4
《「大蛇」の鬼 ジャドク丸》×4
《「貪」の鬼 バクロ法師》×4
《デュアルショック・ドラゴン》×4
鬼タイム&鬼エンドの発動も手厚くサポート。
こいつらが捲れた時、埋まってたSTを引っこ抜きがち。
◆軽量クリーチャー
轟轟轟のために手札を吐きやすくなるよう、お馴染みのウィニーや懐かしのウィニーまでふんだんに採用しています。
《螺神兵ボロック》×4
《勇気の爪コルナゴ》×4
《ブルース・ガー》×4
《轟神ボボボロック》×4 New!!!
《緊縛の影バインド・シャドウ》×4
《孤独の影ロンリー・ウォーカー》×4
クセつよ1コストウィニー。
バインドシャドウの使い方が腕の見せ所です。
《スニーク戦車オーリー/トゲ玉・キャノンボール》×4
《JK軍曹チョキパン》×4
《炎舌実況 DJ・ショー》×4
《レッツ・烈・ノルッピ》×4
新旧入り混じる2コストウィニー。
チョキパンでのじゃんけんは誰に挑むか?何を出すか?よ~~~く考えましょう。
《タイホウ入道》×4《影速ザ・トリッパー》×4
《霊淵 ゴツンマ=ダンマ》×4 New!!!
パワーラインが優秀な3コストアタッカー。
自分の展開を加速したり、相手の動きを鈍らせたりします。
《死神術士デスマーチ》×4
《ねじれる者ボーン・スライム》×4
《堕魔 ドゥグラス》×4
《黒神龍クランキーヴィ―ン》×4
《不死デッドエンド》×4
《汽球男》×4 New!!!
軽量ブロッカーたち。Sトリガーがついてたり、攻撃できたり、壁以外でも活躍できそうなカードをチョイスしてあります。
普段のデュエマと異なり、このような地上戦ではブロッカーの価値がとても高いです。
《堕魔 ドゥポイズ》×4
《バグ丸くん》×4《アチコチ・鳴・ピッピ》×4《ボルシャック・ハイパー・ヴォルジャアク》×4 New!!!
《サイコロ町の半兵衛》×4
《Napo獅子-Vi無粋/♪オレの歌 聞けよ聞かなきゃ 殴り合い》×4
軽量除去カード。テンポよく盤面に干渉しアドを稼いでいきましょう。
ボルドギや邪王門でめくれても◎
◆各種防御カード
《冥界の不死帝 ブルース/「迷いはない。俺の成すことは決まった」》×4
《シャーロール・ドイル》×4
《隻眼の粉砕脚 ポン吉》×4《一期音愛 カーリー/♪さようなら また会うかもね さようなら》×4《俺神豚 ブリタニア/「カツキング、俺とお前の勝負だ!」》×4
《闇鎧亜ジャック・アルカディアス》×4
《フィーアカノン・ワイバーン》×4
《秩序の意思》×4
《ツルハシ童子》×4
《戯具 ヴァイモデル》×4
《マッド・デーモン閣下/デーモン・ハンド》×4《地獄門デス・ゲート》×4
《機怪人形ガチャック2》×4 New!!!
《忍蛇の聖沌 c0br4》×4《襲来、鬼札王国!》×4《ドラゴカリプス・デイ》×4 New!!!《火焔タイガー・グレンオー》×4
《SMAPON》×4
《卍月 ガ・リュザーク卍/卍・獄・殺》×4
《撃髄医 スパイナー》×4
手札からも使いやすい小回りが利くもの、ツインパクトやモード選択効果であらゆる状況で活躍できるもの、全体除去で一発逆転できる可能性を秘めているもの…
シールドをブレイクするスリルを楽しむため、豊富なラインナップを揃えました。
◆その他中堅クリーチャー
カードパワー高めの人たち。自前で軽減能力を持っていたり、マナを貯める価値のあるくらい突破力があったり、捲れて面白いことが起こったりするカードを優先しています。
この辺りの枠が調整してて入れ替わりが激しいです。
《ゴリガン砕車 ゴルドーザ/ダイナマウス・スクラッパー》×4
《ブランド-MAX》×4
アタッカーとしての質が高いだけでなく、ダイレクトアタック時の捲りでも防御手段として機能してくれるナイスガイたち。
数々の逆転劇の立役者となってくれます。
《烈火大聖 ソンクン》×4
殿堂環境でも絶賛大活躍中のアバレクリーチャー。効果のバリエーションが豊富で誘発タイミングも多いため、ゲームを引っ掻き回してくれます。
《万里の超常 ボンバルディア4000》×4
貴重な貴重なシールド追加。ダイレクトアタックに合わせて捲ることができれば、確実に命を拾いつつ2面処理することができる当たり枠です。
《カダブランプー》×4
《裏斬隠 フォクシット》×4《龍装者 バルチュリス》×4
コンバットトリック持ちアタッカー。攻撃を呼び水にして、小競り合いを有利にしてくれます。
《爆勇士ユーカーン》×4
捲り専用の大外れ枠。
こいつを捲ったばかりにマナの赤黒が消えて鬼エンドが不発になって敗北したり、生き残るために泣きながら邪王門から出す羽目になったり、ちょくちょく愉快な事件を起こしてくれます。
《蒼黒の知将ディアブロスト》×4
大外れ枠というか呪いのカード。
相手のクリーチャー全てがブロッカーになります。ただそれだけのカードなのですが、アグロタワーにおいては想像以上にカオスなことになります。
まずブロッカー破壊効果が確定除去に化けます。ソンクンなんかと一緒に並んだ日には、盤面はぐちゃぐちゃになります。
が、問題はプレイヤーに攻撃する時。ダイレクトアタック時の捲りでどんなクリーチャーが捲れてもブロッカーになってしまうので、こいつがいる限り、ほぼトドメを刺せなくなります。
他にも色々な副次効果が…捲ったり押しつけたりして遊んでみてください。
《深淵の瘴炉 インシネ=ロウ》×4 New!!!
最低1コスト召喚が可能なフットワークの軽さに加え、自前のハンデスや誰かのディスカードに反応して盤面を荒らし続けることができます。
轟轟轟の牽制をするも良し、逆に相手の轟轟轟と共謀して盤面をめちゃくちゃにするも良し。
ちなみにハンデス効果はもちろん強制です。
《凶鬼03号 ガシャゴズラ》×4
捲り専用の大当たり枠。
序盤の攻防で破壊されたアタッカーやブロッカーをまとめて蘇生し、一気に盤面を作ることができます。
オマケの全体スレイヤー付与も強烈。
《深淵の憤髄 ファウン=テイン》×4 New!!!
闇しか蘇生できなくなった代わりに、たった2コストで召喚できるガシャゴズラ。
ブロッカーたちを蘇生しつつ自身も大型ブロッカーであるため、これ1枚でかなり強固な壁を築くことができます。
《終剣連結 アビスハリケーン》×4
捲り専用の大当たり枠(?)。捲れるとだいたいカオスなことになる、大変スリリングな一枚です。
ターンのはじめに捲れればブロッカーを無力化した上で全体SA付与とやりたい放題できる反面、自分の盤面がどんどん減ってしまう劇薬。
ダイレクトアタック時に捲れればEXライフで確実に敗北を回避…したかと思いきや、SA付与とブロック不能により相手の打点が余計に増え逆にピンチになる時も…
《「是空」の鬼 ゲドウ権現》×4
敗北回避能力を持っている上に、鬼タイムならたったの2コストで召喚できる、手札に来ても捲れても強い化け物。
コソっと書いてあるスレイヤーも忘れがちながら重要です。
《"罰怒"ブランド》×4
全体SA付与。一気に打点を増幅させることができます。
ターンのはじめの捲りは「使う」なので、ちゃんと召喚カウント+1されます。火のクリーチャーを捲った時はお忘れなきよう。
《百万超邪 クロスファイア》×4
パワー1007000でのダイレクトアタックは防ぐ手段がかなり限られます。その上Gゼロで発射できてしまうという、採用カードの中でもトップクラスのアタッカー。
バインドシャドウを添えられてダイレクトアタックに来られでもしたら防ぐのは非常に困難。狙われたら気合と祈りを込めて捲りましょう。
《ボルシャック・ガラワルド》×4
ハイパーG・W・D。バトルゾーンすべてを参照してコスト軽減されるので、相手がたくさんいるアグロタワーではほとんど1~2マナで運用できてしまいます。
轟轟轟と相討ちのパワー9000だったり、めっちゃ軽いのに邪王門からは使えなかったりと、ゲームバランス的に色々と絶妙なナイスカードです。
◆オマケ 採用候補カード
かつて採用していたカードや、試してみてもいいかも?と思っているカードを載せておきます。改造の参考になれば幸いです!
ゲームのようす
flat-工房様で紹介していただきました!
撮影の都合上、多人数戦ではなく1対1となっておりますが、実際のゲームの流れや面白さ・興奮はよく伝わると思います…!是非ご覧ください。
追加コンテンツ
ステージギミックとして《零龍》を取り入れて遊んでみるのもオススメです!
◆零龍アグロタワー 追加ルール
✅《滅亡の起源 零無》を各プレイヤーで共有。バトルゾーンに
《滅亡の起源 零無》を設置してスタート。
✅ただし零龍ドローはなし(初期手札は5枚のまま)。
✅儀の条件を達成した時、ターンプレイヤーはその零龍星雲をリンクさせてもよい。
✅手札の儀をリンクした時、GR召喚…するかわりに、デッキトップを捲ります。ターンプレイヤーはそのカードを即、コストを支払わずに使います。
✅最後の儀をリンクさせたプレイヤーが、《零龍》を手に入れます。
色んなカードのバリューが変化したり、特有の駆け引きやプレイが発生したりして、ゲームがより一層奥深くなります…!
身内と遊ぶ時はもうずっと零龍ありでやっていますが、最初に勧める上では零龍なしの方がシンプルでわかりやすいので、追加コンテンツとしました。ゲームの流れに慣れたら、是非試してみてください!
最後に
非常に長くなりましたが、いかがだったでしょうか?
轟轟轟などを何枚も集めるのは中々大変だと思いますが…毎試合起こるアツい展開や大どんでん返しに盛り上がること間違いなし!
ぜひぜひ仲間と楽しくブチ上がってください!