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ライターが40歳でデザインの勉強始めて転職した話

はじめまして、東京の田舎で暮らしながら、Webコンテンツの編集の仕事をしている、アラフォー兼業主婦です。

40歳のとき、それまでライティングでパートのような仕事をしていましたが、デザインができる人になりたいと思い、思い切ってオンラインスクールに飛び込んで半年頑張って勉強したところ、少しずつですがバナー広告や、動画、のサムネ、LINE周りのデザインの仕事をすることをできるようになってきました。

この記事では、私がデザインの勉強を始めた理由や、始めてみてどうだったか、学習環境についてよかったことについて書こうと思います。もしデザインの勉強を始めたいけど迷っている方がいたら、すこし参考になるかもしれません。


1.これまでの仕事と転機

大学卒業後はテレビ番組の制作会社で働いていましたが、結婚を機に退職し、2人目を出産したあとから、自宅でWebライティングの仕事を始め、その後下の子が幼稚園に入ってから、広告の会社2社でSEOサイトのライティングをやり、その後フルリモートでSEOサイトでライターさんへの記事発注や校正などをやってきました。

下の子も高学年になり、働ける時間が増えてきたので転職を考えていたとき、そもそもこの仕事は本当に自分がやりたいことなのか?AIの登場で仕事が減るんじゃないか?60歳まであと20年くらいあるけど、このままずっと続けるのか?と考え始めたら、別のことをするなら今やらないともうタイミングないかも、と思い始めました。
ちょうどコロナ禍も明けて世の中が動き出し、何か新しいステップに移りたいなという気持ちもありました。

2.新しいことに挑戦したい

そのころ、中学生の娘がお絵描きソフトを使ってイラストを描くようになり、どんどんツールの使い方を覚え、液晶タブレットを買ったら、みるみる上達していきました。

新しいことやってていいな、何か私も始めたいなという気持ちがふつふつ沸いてきて、ずっとやりたいけどお金がかかるから踏み出せなかった、デザインの勉強をしたいなと思い始め、暇があればスクールを検索するようになりました。あまり高額ではない、結果が出せる、続けられそうなスクールはないかと探しました。

3.オンラインスクールRaiseTech(レイズテック)との出会い

そんな中インスタの広告で流れてきたのが、RaiseTechでした。聞いたことのないスクールでしたが、「IT業界の実情はどうなっているか、どんな人材が求められているのか」といった話を代表のエナミさんが、丁寧に解説していました。実務経験のない人が転職するためにはかなりの勉強時間が必要という話でしたが、充実したサポート内容を聞くと、もしかしたらここならできるかも、という期待が持てたので、無料相談会に申し込んでみることにしました。

無料相談会は30分マンツーマンでエナミさんに直接相談ができるというものでした。まさか動画の人と話せるとは思っていなかったので正直驚きました。

これまでの経歴を話してWordpressコースかデザインコースにするか迷っていると相談してみました。

私はWordPressをやった方がすぐ仕事になりそうと思っていましたが、「ライターをしていたなら親和性が高いのはデザイン」「デザインは一生勉強しても飽きない」とおすすめされ、デザインコースに入ることにしました。

4.デザインの楽しさを知る

実際デザインコースに入ってみて、こんなに楽しい世界があったのかと驚きの連続でした。これまでライティングする中でやってきた、わかりやすく端的に人に伝える言葉選びだったり、ペルソナやターゲットを考えてその人に訴求する内容を具体的に考えるといったことだったり、ベースの部分でこれまでのライター経験を活かせることが多いなと感じました。

また、レビューで色々言われると最初は落ち込む人も多いようでしたが、校正と同じ感覚だったので特に落ち込まずに取り組むことができました。先生のレビューは納得することばかりで、短期間で一気にレベルアップさせてくれる内容でした。コース選びを迷っていた私に、デザインへの道を薦めてくれたエナミさんには感謝しかありません。

5.RaiseTechの学習環境

5‐1.現役バリバリの講師に無期限で相談できる

RaiseTechは、講師の先生が現役でバリバリ働いている方ばかりなので、最新の現場のトレンドをちゃんと理解している人に教えてもらえるというのが強いです。また、期間的な制限がなく、何回でも質問できるので、実際の案件や仕事で作ったものについても質問やレビューを受けることができるのも本当にありがたいシステムだと思います。

デザインはセンスだと思っていましたが、よいと感じる配色や形の組み合わせには法則性があるので、そこを勉強する(ひたすら見る)ことである一定レベルのものは制作できるようになりました。美術がいまいちで、わりと不器用な私でも勉強でカバーできるし、やはり文字だけだと伝えにくいものをビジュアルでガンと表現できるのは、圧倒的に楽しいことでした。

5‐2.gatherで勉強仲間と繋がれる
一度入ったら無期限でずっと利用でき、オンライン上にgatherというバーチャル空間があるので、そこで勉強会を開いたり、情報を交換したり、人と過ごせる場所があって、悩んだ時も誰かつかまえて相談に乗ってもらったりもできます。

たまたま、同時期に入った受講生がほぼ同年代だったこともあり、gatherに集まって時々話したりしながら、コースを最後まで頑張ることができました。「あの人課題提出してる、私も早く出さなきゃ」と思うことで、とてもいい感じでモチベーション維持につながりました。これがみんな20代とか30代の若い人ばっかりだったら、途中で場違い間を感じて諦めていたかもしれません。

そこで仲良くなった他のコースの人と、毎月1回「帳簿づけの会」を開いていて、確定申告に向けての帳簿づけを月に2時間くらいやるようにしています。いつも帳簿づけをやりたくなくて、ギリギリの提出になっていましたが、今年はある程度進められているので、いつもよりはだいぶマシな状況になっています。

5‐3.卒業課題は案件でもOK
私が入った頃は全16回のリアルタイム授業が毎週あり、4カ月で最後までカリキュラムが終わるという内容でした。その中で、バナー課題、ロゴ課題、Webサイトデザインの課題があり、卒業課題はポートフォリオとなっていました。

転職が決まってポートフォリオサイトをなかなか形にできず、悩んでいるうちに半年過ぎてしまいました。卒業課題は案件でもOKとのことだったので、そのときに仕事で作成した漫画のタイトルロゴデザインを提出し、先生からOKをもらうことができました。完走しても先生にレビューをして頂くことは可能なので、一旦完走を優先させて、今はマーケティングコースに入って学習中です。

6.デザインを始めて家の中が明るくなった

デザインという世界に出会えたことで私の人生はとても豊かになりました。スクールに入るときは、うーん、貯金がすっからかんになっちゃうな…これで無駄になっちゃったら痛いなーと迷いましたが、最後はもうこれは賭けだ!と腹を括り、崖から飛び降りる気持ちで申し込みボタンを押しました。今では新しい世界に飛び込んで、知り合いも増え、世界が広がったので、思い切って飛び込んだあの時の私を褒めてあげたいです。

それとよかったのは、デザインの勉強を始めたことで、イラストを描く娘との共通の話題が増え、前よりも会話が増えたことです。かなり教えてもらうことも多く、デザインについても的を得た意見をズバッと言ってくれるので、だいぶありがたい存在です。写真一枚でもセンスよく撮ってくれるので、SNSがずっとある世代には敵わないなーと感じます。

夜にオンラインで人と喋っていると、だいたいリビングで歌ったり、上機嫌に過ごす子どもたちの声が聞こえて、失笑を買いますが、私が勉強や仕事で必死になっている時間が増えたので、子どもに干渉し過ぎることも減り、前よりも家庭が明るくなった気がします。(今思えば以前は子どもを見るたびに何かしらの小言を言っていました…)

7.今後やりたいこと

今の目標は、仕事を続けながら、Webデザインとマーケティングで副業として仕事を取ることです。会社での仕事も面白いですが、やはり少しずつでも自分で事業をして、デザインやマーケティングの知識を活かして自分で仕事を取ってこられるようになりたいです。そのためになるべくnoteを書いたり、デザインを発信したりして、ブランディングしていきたいなと思います。
よろしくお願いします!

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