脱!初心者!これだけは知っておきたいカメラの基本✨
こんにちは!
はくです🐇
たまに写真撮影のためのカメラの設定の記事を書いています。
嬉しいことに参考にして撮影をしてくれる方もいました☺
その方の記事に
『ISO、F値、シャッタースピードってよく分からないけど同じ設定で撮ってみたら撮れました』
カメラを買ってすぐだったらしいのですが、たしかにカメラを持ってない方、買ってすぐの方には難しい言葉ですね、、、
なので今回!
カメラの超基礎を写真の例を交えながら書いていきます🙌
※私もカメラ初めて1年未満の初心者😂
1.まずは撮影のモードを決めよう
カメラには撮影のモードがあります。
1.(A)オートモード
2.(Av)絞り優先モード
3.(Tv)シャッタースピード優先モード
4.(M)マニュアルモード
メーカーによって表記や呼び方が変わりますが基本的にはこの4種類です。
1つずつ解説していきます!
① (A)オートモード
まずは一番簡単なオートモード
その名の通りカメラが自動で設定をしてくれてボタンを押すだけでキレイな写真が撮れます✨
カメラを買って最初に使うモードはおそらくオートでしょう◎
難しいことを知らなくても簡単に撮れるので大変便利な機能です👌
便利なんですが、欠点としては撮れる写真が普通のキレイな写真になってしまう。
こんな人にオススメ‼️
普通のキレイな写真ですが、携帯で撮った写真の画質がいいバージョンだと思ってください笑
気軽にキレイな写真が撮りたい方にオススメの設定です◎
よく背景がボケてる写真を撮りたい!
とよく聞きます。
そういう写真は撮れないと思います。
② (Av)絞り優先モード
こちらは絞りを自分で決めてシャッタースピードはカメラの自動に任せるモードです。
絞りはF値とも言います。
この絞りとは、レンズで光を取り込む量を調整するものです。
背景などをぼかした写真にするときには小さいF値を使います✨
覚えておくべきポイント‼️
小さい→ →F値→ →大きい
よくボケる→ 写り →全体がしっかり写る
明るくなる→ 明るさ→暗くなる
遠くのものが見えにくいとき目を細めるとみえる現象ありますよね!光が少なくなるとピントが合う原理は人間もカメラも同じみたいです🤣
こんな人におすすめ‼️
全体的にピントを合わせる、ピンポイントだけピントを合わせて他をぼかしたい、などボケ感をコントロールしたい人には絞り優先モードがオススメです✨
③ (Tv)シャッタースピード優先モード
このモードではシャッタースピードを固定してあとはカメラに任せる設定です。
失敗写真で一番多いのは意図せずブレている写真です。
適切なシャッタースピードにしないとブレた写真になります。
なぜブレるのか?
シャッタースピードに関係します。
シャッタースピードが遅い(シャッターを長く開いている)とシャッターを開いている間にカメラが動いたり被写体が動きます。
これがブレの原因になります。
写真がブレる原因はこの2つ
・カメラが動いている(手ブレ)
・被写体が動いている(被写体ブレ)
まず手ブレを抑えるシャッタースピードの目安は
1÷焦点距離です!
焦点距離の見方は
メーカーによって書き方が違うのですが、数字の大きい方が焦点距離です。
今回のレンズを使用するのであればシャッタースピードは1/20秒あればよっぽど手ブレしません◎
続いて被写体ブレ
建物や風景と動物とでは被写体ブレのしやすさが段違いです。
建物など動かない被写体であれば手ブレないスピードで撮っても手ブレしません。
動物はシャッタースピードを上げなければ被写体ブレします。
飛んでいる鳥は1/2000秒とかのレベルでしょうか🤔
このシャッタースピードをあえて遅くすることで肉眼では見ることのできない世界を表現できます✨
車のライトでレーザービームを作るのは王道ですね👌
こんな人にオススメ‼️
子供や動物など動きが予測できないor速い被写体を撮りたい方にはシャッタースピード優先モードがオススメです!
④(M)マニュアルモードとは
その名の通り手動で設定を決めます。
ISO、F値、シャッタースピードの3つを設定して自分の表現したい写りにすることができます。
使いこなすには時間がかかりますが、オリジナルの表現ができたりとカメラの楽しさが詰まっています。
僕も全然使えていないです😭
こんな人にオススメ‼️
その場に合わせて撮りたい設定が決まっている人
暗め、明るめにしたいなどですね🙌
2.ISOとは
ISO(アイエスオーorイソ)これは何となく聞いたことある人も多いのではないでしょうか?
ISOは一言で言えばセンサーが光を感じとる感度の値です。
うん、難しいですね🤣
暗い室内や夜景など写真が暗いときにISOを上げることで写真を明るくすることができます。
先のF値とは違いあくまでも電気的に明るくしているためメリットがありますが、デメリットもあります。。。
写真が明るくなることでシャッタースピードを早くする事もできるメリットがあります◎
一方デメリットとしてはISOを上げすぎると写真にノイズが載ってしまうことです。
昔のテレビの砂嵐みたいなザラザラ感のある写真になってしまいます😱
ISOだけを変更した写真を見てみましょう👀
SONYの上下、影になっている部分がISO3200になるとノイズが載っているのがわかります。
でも最近のカメラは優秀なので3200程度のISOなら問題なさそうですね笑
覚えておくなどポイント‼️
低い→ →ISO→ →高い
暗い→ →明るさ→ →明るい
少ない→ →ノイズ→ →多い
このノイズのでやすさはセンサーサイズに大きく左右されます。
その点ではフルサイズが有利と言えますね🤣
基本はISO100-400くらいがいいです。
どうしてもブレてしまう場合に必要最小限だけ上げるようにしましょう。
3.F値とは
絞り優先モードで説明しましたF値を写真を載せながら解説していきます。
まずはF値2.8と14の写真から見てみましょう!
ISOとシャッタースピードは同じです
いかがでしょう?
F2.8は奥のレンズのシルエットがぼんやりしていて、白文字もかなりボケています。
F14は逆に奥のレンズの輪郭がはっきりしていますが、暗い写真になっています。
このようにF値はボケ感と明るさに影響します📸
次に作例も見てみましょう☺
どちらの写真もSONY FE24-70mmf2.8GMというレンズで撮っています。
このように同じレンズでもF値によって表現が大きく変わってきます✨
ここは好みの別れる所でしょうか🤔
4.シャッタースピードとは
シャッタースピードの設定によって変わる写真の表現を作例を交えて説明していきます!
シャッタースピードを早くすると時が止まったかのような写真を表現できます!
水の流れや、波紋をピッタリと止めて美しい写真になってるのではないでしょうか!?笑
シャッタースピードを遅くすることで止まっているものと動いているもので差をつけることができます✨
走っている車のライトがずっと奥まで続いていく写真です☺
花火も爆発して火花が広がっていく時間だけ露出すれば広がる花のように表現する事もできます✺
こんな写真は簡単に撮れますよ🤗
5. 露出補正とは
絞り優先モードやシャッタースピード優先モードなど少しオートを使う様なモードでは露出を設定します。
絞り優先モードの例だと
F値を決めるだけだと、カメラが全体的に適切な明るさになるように調整します。
実際の場面だと
ライトに照らされた花を撮ろうと思ったら
暗い周りの部分が明るく写り、明るい花も明るくなるので白がかってしまいます。。。
私の失敗写真です😂
赤い橋が可愛いくて撮ったら、空が明るくて白飛びしてしまいました。。。
そうならないために露出補正を使って調整します✨
暗めに撮りたいときはマイナスに、明るく撮りたいときはプラスに調整します。
参考までに覚えておくと便利‼️
空や光が入る撮影で使うときは-0.3〜1.0くらいに設定すると編集で空の模様を表現できるように撮影できます!
6.ズームレンズと単焦点レンズ
まずレンズには2種類あります。
・ズームレンズ
・単焦点レンズ
①ズームレンズ
焦点距離が20-70mmなど複数の焦点距離で撮影できる。
その場にあった画角になるように自分が動くことなく切り取れる。
とても便利なレンズです!
②単焦点レンズ
焦点距離が固定されている。
ズームする機構がなくシンプルな作りで小型・軽量・F値が低いなどメリットがたくさん!
初心者の方には単焦点レンズがおすすめです。
単焦点レンズをオススメする理由
・安価なものが多い
・ボケ感が綺麗
・軽くて気軽に持ち出せる
カメラの趣味は決して安くはありません。。。
特に初心者にとっては飽きた時にもったいないと考えてしまいます😅
大手メーカーから出ている最安レンズの通称「撒き餌レンズ」価格が3万円程度でかなり綺麗に映ります。
このレンズで写真にハマらなかったらそれ以上は買わなくてもいい判断材料になります👌
軽くて持ち出しやすいのもいい点で、財布や携帯ですら持ちたくないのにカメラを持つなんて普通は考えないですよね😂
最初に大きなカメラやレンズを買ってしまうと持ち出すのがおっくうになってただのオブジェと化します。
そんな勿体無いとこはしたくないと思いますので小さくて軽いレンズはプロの方でも重視するポイントです‼️
7.レンズの焦点距離とは
レンズには視野の広さを焦点距離として表記しています。
ざっくり焦点距離を分けると
〜24mmは広い視野で広角域
24〜70mmは中間で標準域
70mm〜は狭い視野で望遠域
いかがでしょう?かなり違いますよね
望遠は遠くのものを大きく映せるだけでなく、周りの人が入りにくくなるので素敵な写真が撮りやすいです!
被写体を大きく移したいor物理的に遠い
人を入れたくない撮影
シックな雰囲気のポートレート
などに向いています👌
逆に広角のいいところ
広角レンズは手前のものが大きく奥のものは小さく映ります。
なのでかなり奥行き感が出ます。
シャッタースピードもそこまで速くなくても手ブレしない所も魅力✨
広い空間の表現
室内での撮影
可愛らしい雰囲気のポートレート
などに向いています👌
私もカメラに詳しいわけではないのでゆる〜くカメラの基礎の説明をしてみましたがいかがでしたでしょうか??
この他にも知りたいことがあればコメントしてください🙌
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