私、いつまで産めますか?
ドキッとするタイトルだ。
こちら、卵子凍結保存のプロが書いた本。
たまに話題になる卵子凍結保存。最近はアーティストのスプツニ子さんが卵子凍結保存事業を始めたとか。
私は不妊治療経験者でもあるので、読んでみました。
年齢が上がるにつれ、妊娠しにくくなり、妊娠しても安全に産みにくくなるというデータを目の前にして「……。確かにそうだよね…。」と暗い気持ちになり、妊活に対する姿勢的な話題には「そうなんですよね」と頷くばかり。
妊活に興味のある人、子供を持つことや妊娠出産という事象に興味のある人は読んでみることをお勧めします。
妊活あるあるネタには共感できないかもしれませんが、データの把握のためにでも。
とは言え、実際妊活する段階で(人によっては)重くのしかかってくる内容なのかなと。
私は過去の長いような短いような妊活を思い出し、データと年齢を照らし合わせながらしみじみと振り返ることができました。
自分が妊活をする前は、芸能人の方で高年齢での妊娠出産する人も増えており、35歳オーバーであってもお金や手をかければできるものなのかなと何となく思っていた節がもありましたが、妊娠出産というものは人によってはなかなか難しいもの。
高年齢になれば、母子ともに健康に妊娠出産!という確率は大きく下がる。
35歳を超えたら妊娠出産できなくなるわけではありませんが、データ上は34歳までの時期=適齢期というものなんだろうなとこの本を読めばひしひしと感じると思います。
この本を読んで何をするかは人それぞれだと思いますが、私は…将来再度妊活をしようかなと思っております。