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夫が子供をいらない理由

こんにちは。のなかはこです。

夫が不倫をはじめてから、精神状態がとても不安定です。ここ数か月、すごく体調が良かったのですが、実は生理がとまってしまっていました。

そのことを心療内科の主治医に言うと、数種類の薬のうちの1種類をとめるように言われました。そして、4月から3か月ぶりに生理が再開しました。

しかし、この薬をやめてから、生理がはじまったことにより、再び精神不安定に陥っています。怒り狂うことと、鬱状態で寝込むことを繰り返しています。このノートを書く気力も失っていました。

今日は少しだけ落ち着き、正気を取り戻してきたので、今のうちに書いておきます。

今日は「夫が子供をいらないと言っていた理由」について書きます。

私達は恋人同士だった時に、夫から「結婚しても子供は作りたくないので、子供が欲しいなら結婚するのをやめよう」と言われていました。しかし、話し合った結果、夫は「子供を作っても良い」という考えに変わったので、無事に結婚することになりました。しかし、いざ子作りをはじめたところ、再び「やっぱり子供は欲しくない。どうしても欲しいのなら、養育費は自分で払ってくれ。」と言われてしまいました。結婚前に「子供を作っても良い」と言ったにも、関わらず、再び心変わりしてしまった夫。

人の心は変わるものなので、仕方ない。私はそれでも私は夫との子供を諦めることもできなかったので、養育費は自分で支払うことに決めた。

私達は結婚してから妊活をはじめるまでに5年も経っていた。それまで二人でなんやかんや仲良く暮らしていたと思う。5年間も妊活できなかった理由は、私の難病のせいで薬を飲んでいたからだった。一応、服薬しながらでも妊娠可能と主治医には言われていたが、それでも不安要素は全て取り除きたかったので、断薬したかった。それと、精神疾患も患っていた。私は薬になるべく頼りたくなかったので、薬を拒否していたため、精神状態が悪く、なかなか妊活を開始できなかった等の理由がある。

そして、本題のなぜ夫が子供を欲しくなかったのか。

それは、「こんな苦しくて、絶望的な世の中に生まれたきた子供が可哀そう。子供を幸せにしてあげられる自信がない。」とのことだった。現に、夫も精神疾患を患っていて、とても生き辛そうだった。自分のように、子供が苦しむことが嫌だと言う。

私も夫も日常生活は、楽しく過ごしていたつもりだったが、根底にはもやっとしたものがへばりついていたのかもしれない。夫も当時は服薬していなかった。私達っていわゆる「メンヘラ」夫婦だったのかもしれない。

しかし、「生まれてきた子供が可哀そう。」と言う割りに、「もし子供を作りたいのなら、作ってもいいけれど、養育費は払わない。育児には参加する。」との主張はかなり矛盾しているように思える。

しかし、私は子供が欲しかったので、夫の条件をのんだ。夫は子供自体は嫌いではなかった。よその子供にも手をふるなどするような人だった。なので、我が子のこともきちんと可愛がったし、約束通り育児には参加してくれた。

しかし、これもまた約束通り、養育費や子供に関わるお金を払ってくれることはなかった。私は転勤族の嫁をしながら、パートで稼ぎ、子供の学費、医療費、習い事費などを支払った。それが約束だったからだ。

実は夫も中学生くらいの頃に父親から、「もうお前の養育費は払わない」と宣言されていたようで、母親に養育費を出してもらっていた。夫とその父親は、夫が中学生になった前後からとても不仲で会話もゼロだったらしい。

そして、夫はそんな父親のことを憎んでいたのに、結局は夫自身も同じような仕打ちを娘にしている。

私は「養育費をもらえない」と言うこと自体はそこまで問題ではないと思う。夫婦の収入や、お財布事情で結果的に妻が多くを払っている家庭だってあるだろう。

金銭的な問題ではなく、夫の「子供はいらない。欲しいのなら、養育費は支払わない。」という宣言自体が訝しむべき問題だったのだろう。

それは、それは、とても悲しい宣言だった。この闇を深堀りしなかった私の罪は深い。

それでも、結果的に私達夫婦は子供を作った。そして、夫は宣言通り、子供に関わるほとんどの金銭を支払っていない。それでも、夫の不倫が開始されるまでは、なんとか仲良く暮らしていた。たまに、暴言もあったが、一時的なものだった。

そして、夫は不倫して、私達夫婦は別居した。別居後、生活費を要求したが拒否されたため、私は「婚姻費用調停」を申し立てた。それにより、今までの結婚生活以上の生活費を夫は毎月支払うこととなった。「婚姻費用」にはもちろん「養育費」も含まれているため、夫は現在は「養育費」も支払っていることになる。

お金に固執し、結局は多くのものを失った夫。とても哀れだなあと思う。

続く。

日にちをあけて、書いていたため、まとまりのない文章で申し訳ありません。




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