呼吸不全の原因シリーズ:拡散を徹底解説
拡散能とは
拡散とは濃度が高いほうから低いほうに移動することです。
呼吸では、肺胞内と毛細血管でガス交換をすることを指します。
ただし、肺胞内では濃度格差による拡散よりはBrownian運動によって肺胞末梢まで辿り着きます。
Brownian運動
液体とか気体に含まれる分子(ここでは酸素や二酸化炭素のこと)はいっつも近くの分子とぶつかり合いながらブルブルと不規則な運動をしている
そして、
・拡散面積
・2つの膜の濃度差
・拡散距離
・拡散係数
の条件に従いガス交換(=拡散)します。
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