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【第20期第13節まとめ】7位福岡が京都に勝利し残留を決める。仙台は1期限りの降格に…今節MVP:月島琉衣(福岡)

スーパーリーグ(Div1)順位表

今節リーグ最優秀選手:月島琉衣(福岡)

Rating:8.5 SP:0 BP:0 AP:7
*今シーズン初選出、通算4度目(2節連続)

第12節で既に大阪の優勝が決定しているが、ここにきて横浜はホームでその大阪を迎え撃つ1位2位直接対決が実現した。
途中まで行き詰まる熱戦であり、横浜は賀喜遥香と谷口愛季、大阪は藤吉夏鈴と菅原咲月、そして井上和が中心となってのシーソーゲームが続いた。
そこで抜け出すきっかけとなったのは、藤吉夏鈴のブロックだ。福岡から移籍した彼女のブロックがポイントにならないものも含めて、守備に大きく貢献したことは疑いようもない。
この試合で横浜を下した大阪は、11勝2敗で最終戦に臨む。

3位東京は4位名古屋と対戦。名古屋はスタメンを大きく入れ替えて挑み、どの選手も高い評価点を得るなど質の高いプレーで観客を魅了した。特に中嶋優月、武田雛歩、佐藤綺星は特筆すべき活躍だった。
東京は田村保乃と松田好花をスタメンから落としたこともあって苦戦を強いられるが、森田ひかるが支えてデュースまで粘り、最終的に勝利を掴んだ。

広島は仙台とホームで対戦。最下位仙台はこの試合で負けると降格可能性が濃厚となるため、抜擢された佐々木ほのかと早瀬憩といった控えメンバーが躍動した。デュース戦となったこの試合、勝敗を分けたのはセッターの力量だったのかもしれない。広島のセッター山下瞳月の巧妙なトスに、アタック得点王の正源司陽子が応じて連続ポイントをとり勝利した。

仙台が敗れたことで、この試合に勝利すれば降格回避できる7位福岡は、5位の京都と対戦。金村美玖が欠場し、小坂菜緒が孤軍奮闘するも、福岡の月島琉衣が7得点をすべてスパイクで稼ぐなど爆発し、福岡が勝利を収めて残留を決めた。月島は2節連続のMVP選出となった。


各試合記事(選手&監督インタビュー等)

※その他の試合はこちら


個人成績

最多得点

評価点平均

BP (ブロック得点)

AP (アタック得点)

RP:得点に絡むレシーブ(アシスト)

TP:得点に絡むトス(アシスト)

Involve:得点関与(得点+アシスト)


アンダーリーグ(Div2)順位表

既に昇格を決めた岡山だが、最下位神戸に貫禄勝ちをし、優勝決定後も引き続き集中力を維持していることが伝わった。来季のスーパーリーグでの戦い方を既に見据えているようだ。

逆に昇格の夢を絶たれた沖縄と札幌は、両チームとも敗れて順位を落とした。代わりに浮上したのが連勝を続ける浦和。第5節で7位まで落ちていたが、現在4連勝中で2位にまで上がってきた。
また、最下位周辺が定位置だった浜松も現在5位におり、今季は6位以上を確定しリーグ参加後最高順位をキープすることになった。

注釈的確認事項

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