【京都】新戦力分析＆インタビュー…箱庭バレー[18th Season]

チーム戦力（移籍＋契約）

順位変動（７位→３位→１位→１位→５位→２位→１位）

久々に優勝杯を取り返した京都だが、その立役者でリーグMVPに選ばれた守屋麗奈が移籍し、２番手OPの斎藤飛鳥を抜擢せざるをえない状況で、戦力ダウンは否めない。
リーグ全体でみても金村美玖を除くと突出した選手がいない京都は、戦力的には下位と評価されており、今季から導入される２部リーグ制において、最初の降格チームになる危険性も示唆されている。

OP斎藤飛鳥が不調の際は、江角怜音が代わりに入ることになるだろう。場合によっては金村美玖も対応可能だが、そうなるとブロックが手薄となってしまうため難しい。
唯一金村と田村真佑のセンターラインが強いことが京都の優位点となりそうだ。補強としては、セッターの経験不足といわれていたが、昨季は小川彩も渡辺莉奈も及第点以上の活躍をみせ、今季は更に久保史緒里を獲得したことでトスの安定感は増したと思われる。
懸念だった守備的OHとして出口夏希を補強したのも好材料だ。
連覇は難しいだろうが、せめて降格を避けるための戦いをしてほしい。

監督インタビュー

――吉岡監督、昨シーズン優勝を果たした京都ですが、今季は守屋選手の移籍など戦力の変動がありました。まず、チームのキーマンについてお聞かせください。

吉岡監督
「今季のキーマンは金村です。キャプテンとしてチームを引っ張る存在であり、オールラウンドな能力を持つ選手です。守屋の抜けた穴を埋めるためにも、彼女の活躍が不可欠だと考えています」

――金村選手の起用法や、他に注目している選手はいますか？

吉岡監督
「金村はミドルブロッカーとして起用しますが、攻守にわたって多様な役割を担ってもらいます。また、若手の髙橋や出口にも期待しています。髙橋はまだ20歳ですが、高い打点を生かしたアタックが魅力です。出口は大阪から移籍してきましたが、安定感のある選手なので、チームに新しい風を吹き込んでくれると思います」

――新シーズン開幕を前に、監督の抱負をお聞かせください。

吉岡監督
「正直、守屋の移籍は大きな痛手です。しかし、これを機に新たなチームスタイルを確立したいと思っています。若手の成長も著しいですし、新加入の選手たちも順調に馴染んでいます。昨シーズンの優勝を糧に、さらなる高みを目指して全員で戦っていきます。連覇という目標に向けて、一戦一戦全力で挑んでいきたいと思います」

選手インタビュー

金村美玖（ミドルブロッカー）
「今シーズンはキャプテンとして、チームを引っ張っていく責任を感じています。守屋さんの抜けた穴は大きいですが、みんなで力を合わせて乗り越えていきたいです。特に（髙橋）未来虹のスパイクは素晴らしいので、私たちがしっかりとサポートしていきます」

斎藤飛鳥（オポジット）
「昨シーズンの優勝を糧に、さらなる高みを目指したいです。金村さんを中心に、チーム全体の雰囲気がとても良くなっています。最近では、練習後にみんなでご飯に行くことも増えました。そういった時間も大切にしながら、チームの絆を深めていきたいですね」

出口夏希（アウトサイドヒッター）
「大阪から移籍してきて不安もありましたが、チームメイトの皆さんが温かく迎えてくれて本当に嬉しいです。特に田村さんとは息が合ってきていて、練習でも良いコンビネーションができています。京都の強みである堅実なレシーブを活かしつつ、私の持ち味である安定したプレーで貢献していきたいです」

過去戦力分析

注釈的確認事項

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