第2回HVCC1回戦（3）【東京8-15ローマ】主力欠場の東京は、ローマのセッター影山優佳のトスとスパイクに苦しみ、ブロックも佐々木久美に抑えられて大敗…
東京8 - 15ローマ
HVCC1回戦第3試合は、国内リーグ首位の東京と、強豪ローマの対決となりました。
東京は主力3人が欠場という不利な状況でしたが、序盤は岡崎紗絵や中嶋優月のスパイクで食らいつきました。
しかし、ローマのセッター影山優佳は、加藤史帆や山口陽世などの攻撃陣を巧みに使い分け、東京のブロックを崩しました。影山はサービスでも得点を挙げ、東京のリズムを乱しました。
東京のセッター久保史緒里は、トスの精度が低く、スパイカーに負担をかけました。
ローマのキャプテン佐々木久美は、ブロックで東京の攻撃を封じ、自らもスパイクで得点しました。
東京は最後まで粘りましたが、ローマの圧倒的な攻守に屈し、8-15で敗れました。
【MOM】
影山優佳（ローマ・S）
＜選定理由＞
影山優佳は、この試合で最高の評価点8.8を獲得しました。彼女は、ローマの攻撃の司令塔として、トスのバリエーションやタイミングを見事にコントロールしました。
更に自分のポジションからも2点のスパイクを決めるなど、攻撃面でも貢献しました。
また、サービスで1点を奪うとともに、東京のレシーブを崩すことに成功しました。彼女は、ローマの勝利に大きく貢献した選手と言えます。
【監督コメント】
吉高由里子 監督（東京）
「今日は、相手のセッターの影山選手に完全にやられました。彼女は、トスの技術が高く、相手のスパイカーをうまく活かしていました。私たちは、ブロックやディフェンスで対応できませんでした。正セッターの松田選手やキャプテンの大園選手がいなかったのは痛かったですが、それを言い訳にはできません」
【選手コメント】
影山優佳（ローマ・S）
「今日は、チームとして一丸となって戦えたと思います。私は、トスを出すだけではなく、自分で攻撃に参加することで、相手のディフェンスを混乱させようとしました。サービスでも、相手のレシーブを狙って、得点を奪えたのは良かったです。東京は、センターラインが弱かったので、そこを狙ってスパイクを打ちました。佐々木さんや加藤さんなど、スパイカーの皆さんが、私のトスをしっかり決めてくれました。私は、皆さんのおかげで、MOMに選ばれたと思っています」
佐々木久美（ローマ・MB）
「今日は、影山ちゃんのトスが素晴らしかったです。彼女は、私たちのスパイクを引き出してくれました。私はブロックで相手の攻撃を止めることができました。東京のスパイクは読みやすかったです」
岡崎紗絵（東京・OP）
「今日は、私たちの攻撃がうまくいきませんでした。私は、何とか3点のスパイクを決めましたが、それだけでは足りませんでした。ローマのブロックは、高くて強かったです。特に佐々木さんには、何度もブロックされてしまいました」
中嶋優月（東京・OH）
「ローマに完敗しました。彼女たちは攻撃も守備も素晴らしかったです。特にセッターの影山さんは、トスの技術が高くて、私たちのディフェンスを崩しました」
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