第12期第8節(4)【札幌5-15横浜】 横浜の山下瞳月がトスとサービスで活躍し、小坂菜緒や一ノ瀬美空、山﨑天が得点を重ねて快勝した。札幌は河田陽菜や生見愛瑠、鈴木ゆうかが奮闘したが、横浜の守備に阻まれた…
札幌5 - 15横浜
この試合は、世界クラブ大会出場権を争う3位と4位の激突でした。
前回対戦は札幌が僅差で勝利したため、横浜はリベンジに燃えていました。
試合は序盤から横浜の圧倒的な攻撃力に札幌が苦戦しました。
横浜のセッター山下瞳月は、トスの精度とバリエーションで札幌のブロックをかわし、オポジットの小坂菜緒やアウトサイドヒッターの一ノ瀬美空、山﨑天に好機を与えました。
小坂はブロックで3点、スパイクで2点を挙げ、札幌の攻撃を封じ込めました。一ノ瀬と山﨑もそれぞれ4点と3点を決め、横浜の得点源となりました。
札幌は、セッターの清原果耶が東京から移籍してきたことで、攻撃の幅が広がりましたが、横浜の堅い守備に阻まれました。札幌のキャプテン河田陽菜や生見愛瑠、鈴木ゆうかはそれぞれ2点と1点を獲得しましたが、チーム全体としては決定力に欠けました。
横浜は、山下のサービスエースで試合を決め、15-5で快勝しました。横浜は勝ち点3を加えて、勝ち点14で3位に浮上しました。
札幌は2連敗で勝ち点12のまま5位に後退しました。
【MOM】
山下瞳月(横浜・S)
<選定理由>
山下は、この試合で最高の評価点10.0を獲得しました。セッターとしての高い技術と判断力で、横浜の攻撃を組み立てました。また、札幌のブロックの隙を見つけて、小坂や一ノ瀬、山﨑などの得点力の高い選手にトスを上げました。
自らもサービスで1点を奪うなど、オールラウンドなプレーを見せました。彼女は、横浜の勝利に大きく貢献しました。
【監督コメント】
白石麻衣 監督(横浜)
「今日は、山下選手をはじめ、全員が素晴らしいプレーをしました。前回負けた札幌にリベンジできて、とても嬉しいです。山下選手は、セッターとしてチームのリズムを作り、相手のブロックをかわし、攻撃のバリエーションを豊かにしました。小坂選手や一ノ瀬選手、山﨑選手も、山下選手のトスをしっかりと受けて、得点を重ねました。小坂選手は、ブロックでも活躍しました。札幌は、清原選手が加入したことで、攻撃の幅が広がりましたが、私たちはしっかりと対応しました。河田選手や生見選手、鈴木選手など、強力なスパイカーがいましたが、私たちは、ブロックやディグで防ぎました。今日の勝利で、世界クラブ大会出場権に近づきましたが、まだ油断はできません。残りの試合も全力で戦っていきます」
鈴木愛理 監督(札幌)
「今日は、横浜に完敗しました。横浜は山下選手を中心に、攻撃も守備も素晴らしかったです。山下選手はトスの精度とバリエーションで、私たちのブロックをかわしました。清原選手は、東京から移籍してきて、私たちの攻撃の幅を広げましたが、まだチームとの連携が十分ではありませんでした。河田選手や生見選手、鈴木選手など、頑張って得点を挙げましたが、チーム全体としては決定力に欠けました」
【選手コメント】
山下瞳月(横浜・S)
「今日はチーム全員が一丸となって、前回負けた札幌にリベンジできて嬉しいです。私はセッターとして、チームの攻撃を組み立てることができました。小坂さんや一ノ瀬さん、山﨑さんなど、得点力の高い選手にトスを上げることができました。皆さん、私のトスをしっかりと受けて、得点を重ねてくれました」
小坂菜緒(横浜・OP)
「今日は、山下ちゃんのトスが素晴らしかったです。彼女は、相手のブロックの隙を見つけて、私たちにトスを上げてくれました。私は、ブロックで3点、スパイクで2点を挙げることができました。札幌の清原さんは、東京から移籍してきたセッターで、トスのバリエーションが豊富でしたが、私たちは、しっかりと対応しました」
一ノ瀬美空(横浜・OH)
「今日は、山下ちゃんのトスがとても良かったです。私はスパイクで4点を決めることができました。札幌の河田さんや生見さんは強烈なスパイクを打ってきましたが、ブロックやディグで食い止めました」
河田陽菜(札幌・MB)
「今日は、横浜に完敗しました。横浜は山下さんを中心に、攻撃も守備も素晴らしかったです。今日の敗戦で、世界クラブ大会出場権に遠のきましたが、まだ諦めません。残りの試合も一戦一戦を大切にしていきます」
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