【第20期第12節まとめ】大阪が8期ぶり6度目の優勝を決める！アンダーリーグは岡山が2期ぶりの再昇格を決定！…今節MVP：月島琉衣（福岡）
スーパーリーグ（Div1）順位表
今節リーグ最優秀選手：月島琉衣（福岡）
Rating：9.1 SP：0 BP：2 AP：5
*今シーズン初選出、通算3度目
大阪はホームで広島を迎えて「お好み焼きダービー」を戦った。この試合に勝てば優勝が決まる一戦であり、ダービーマッチ以外に大きな緊張に包まれたが、OP當真あみ、OH井上和・早﨑すずきを中心に、安定したプレーで広島を寄せ付けなかった。
MB藤吉夏鈴は評価点こそ高くないが、5得点（２BP＋３AP）をあげるなど、今季は福岡から移籍した新戦力として大きく貢献した。優勝請負人との声も上がるほどだ。
横浜はアウェーで京都と対戦。負ければ大阪に優勝を譲るという屈辱的な状況だったが、この試合で意地を見せた。相手の小坂菜緒と金村美玖のなおみくコンビの攻撃＆ブロックに手を焼きながらも、セッター北川莉央が見事な配球で振り切って２位をキープした。
東京は前期覇者の福岡との一戦。前節リーグMVPの田村保乃がこの試合は守備的MBとして尽くレシーブし、東京が競り勝った。福岡はOH月島琉衣が久々に好プレーで７得点（２BP+５AP）をあげて、リーグMVPに選出された。
最下位の仙台は、ホームで名古屋と対戦。相手の藤嶌果歩のトス、中嶋優月のレシーブ、そして山﨑天のスパイクに翻弄されて、手も足も出ずダブルスコアで敗れた。
仙台はもう後がなくなり、１敗でもすればその時点で岡山との入れ替わりが確定する。
各試合記事（選手＆監督インタビュー等）
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個人成績
最多得点
評価点平均
BP （ブロック得点）
AP （アタック得点）
RP：得点に絡むレシーブ（アシスト）
TP：得点に絡むトス（アシスト）
Involve：得点関与（得点＋アシスト）
アンダーリーグ（Div2）順位表
首位岡山は2位沖縄との直接対決を迎え、相手チームの八木愛月と岡村梨央の攻撃に手を焼くも、全員が手堅いプレーで耐え凌ぎ、向井純葉や瀧野由美子の攻撃で勝ちきった。
これで沖縄は残り2試合連勝しても勝ち点は27点にとどまることから、岡山のアンダーリーグ優勝と1部昇格が決まった。岡山は1シーズンで返り咲くことになった。
札幌は最下位神戸に勝って、沖縄を抜いて2位に浮上。
そしてこの2チームを脅かす位置4位に浦和が3連勝で上がってきた。この試合ではMB池田瑛紗がスパイクとブロックで得点を奪った。
熊本は愛媛に勝利して、6勝6敗で5位に戻ってきた。優勝候補の一角だっただけに、この順位は悔やまれることだろう。
1位は決まったが、どのチームも順位を一つでも上げて、来季の昇格を目指してほしい。
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