【名古屋】新戦力分析＆インタビュー…箱庭バレー[17th Season]

チーム戦力（移籍＋契約）

順位変動（７位→８位→８位→６位→２位→３位→４位）

下位が続いていた名古屋を見事に上位に復活させた前任の吉高監督だったが、若手選手起用を望むフロントとの思惑違いにより厳しい立場に追いやられ、わずかながらも順位を落としたことで退任となった。
代わりに昨季まで横浜で現役のセッターだった堀田真由を監督に招聘し、若手中心のチーム作りを励むことを示唆した。

オフシーズン、チームの大黒柱である田村保乃が移籍した。昨季OP不在のため不本意なコンバートに迫られ、不満を抱えていたともいわれている。
更に吉高監督退任により、彼女の意向で移籍した松田好花も来シーズンでの移籍を明言しており、堀田監督は就任早々逆風に見舞われている。

ただ、これまでのシーズン活躍してきた月島琉衣や正源司陽子といったポイントゲッターは良い調子で、更に新人として佐藤綺星を獲得し若手起用の布石は打たれている。
また、サブのセッターで獲得した遠藤理子は、来季の正セッターを見据えた獲得だろうとみられている。控えにも経験豊かな選手、将来抜擢予定の若手選手とバリエーション豊かだ。
いきなりの優勝は難しいと予想されるが、手堅く上位進出する可能性は高いだろう。

監督インタビュー

――堀田監督、今シーズンのチームのキーマンはどなたでしょうか？また、その理由を教えてください。

堀田監督
「キーマンは正源司ですね。まだ17歳と若いですが、キャプテンを務めており、チームの中心的存在です。彼女の高い戦術理解力と集中力は、若手主体のチームにとって大きな強みになると考えています。また、レシーブ力が非常に高く、安定したプレーでチームを引っ張ってくれると期待しています」

――選手の起用法について、特に注目している選手はいますか？

堀田監督
「松田に注目しています。彼女はセッターとしての経験が豊富で、戦術理解力も高いです。チームの司令塔として、若手選手たちをうまくリードしてくれると思います。また、遠藤や福原といった若手セッターの育成も重要だと考えていて、松田には彼女たちのメンターとしての役割も期待しています」

――新シーズン開幕を前に、監督の抱負をお聞かせください。

堀田監督
「昨シーズン4位でしたが、今季はさらに上を目指したいと思います。私自身、現役を引退してすぐの監督就任ですが、選手たちの気持ちがよく分かります。若いチームの勢いを活かしつつ、経験豊富な選手たちの安定感も取り入れて、バランスの取れたチーム作りを進めていきます。一戦一戦を大切に戦い、最終的にはリーグ優勝を狙いたいと考えています」

選手インタビュー

正源司陽子（OH）
「キャプテンとして、チームの団結力を高めることが私の役割だと考えています。佐藤ちゃんや月島ちゃんなど若手の成長が著しく、練習後にみんなで自主トレーニングをすることも増えました。堀田監督の新しい戦術も徐々に浸透してきて、チーム全体が良い方向に向かっていると感じています」

松田好花（S）
「セッターとして、各選手の特徴を活かしたトスを上げることを心がけています。特に今田さんや弓木さんといったミドルブロッカーとの連携を深めることで、攻撃のバリエーションが増えてきました。また、遠藤ちゃんや福原さんとも良い関係を築けており、お互いに刺激し合えています」

月島琉衣（OH）
「チームの皆さんに支えられて、日々成長を感じています。特に正源司さんからは技術面だけでなく、精神面でも多くのアドバイスをいただいています。先日の練習試合では、松田さんからの素晴らしいトスで決勝点を決められたんです。みんなで喜び合えた瞬間は忘れられません。これからもチームの勝利に貢献できるよう頑張ります」

過去戦力分析

注釈的確認事項

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