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【第17期第7節まとめ】1位札幌、2位京都が盤石。大阪は札幌に敗れ一歩後退、東京は名古屋に敗れて後がなくなる…今節MVP:中嶋優月(横浜)

リーグ順位表

今節リーグ最優秀選手:中嶋優月(横浜)

Rating:9.5 SP:0 BP:0 AP:6
*今シーズン2度目、通算10度目選出

前半最終節、上位チームで明暗が分かれた。
まず今節最大の注目ゲームは札幌vs大阪だ。1位3位対決であり、この一戦の結末如何でリーグ戦線は様変わりする。

札幌はホームながらも早﨑すずきと谷口愛季のOH陣がともに不調で、早﨑は八木愛月にスタメンを譲ったが、八木も本調子ではなかった。
そんな札幌は序盤から大阪のセッター浜辺美波がOP當真あみに攻撃を集中させて、首位札幌を翻弄した。しかし対する札幌セッター山下瞳月は、岡崎紗絵、小坂菜緒、八木と攻撃を分散させ、相手にペースを握らせなかった。彼女は今季評価点平均とトスアシストで首位になっており、リーグを代表するセッターに成長しつつあるだけに、さすがの冷静な対応だった。
あわやデュース戦かと思われたが、最後は岡崎がブロックポイントで試合を決定づけ勝利。大阪は勝ち点差が5点と開き、苦しくなった。

2位京都は、昨季優勝の広島と対戦。しかし広島は既に4敗しており、既に連覇は厳しい状況だ。広島はキャプテンの河村ここあは健闘したが、他の選手が続かず、京都MB田村真佑のブロックを攻略することができなかった。
京都は札幌に続き単独2位をキープ、広島は連覇が完全に潰えた。

横浜vs東京は、チーム総合力で東京がやや優位とみられていたが、横浜が中嶋優月の圧巻のプレーでデュース戦を制した。東京は4敗めを喫し、優勝は厳しくなった。中嶋は今節のMVPに選ばれ、今季2度目の選出となった。

上位に続くために最下位福岡には確実に勝利することが求められていた名古屋だったが、正源司陽子と弓木奈於がよい動きをみせたが、相手の一ノ瀬美空が7APと相手を凌駕するプレーで名古屋を粉砕した。

折り返しを迎えたが、昨季とは異なり、団子状態ということはないようだ。1位札幌と2位京都が頭一つ抜けて、この2チームの争いで推移することが想定される。
ただ、大阪はもちろん、名古屋や東京も今季は強いところをみせているため、まだ優勝争いに食い込んでくる可能性はわずかながら残っているはずだ。
ぜひとも意地を見せてほしい。


各試合記事(選手&監督インタビュー等)

※その他の試合はこちら


個人成績

最多得点

評価点平均

BP (ブロック得点)

AP (アタック得点)

RP:得点に絡むレシーブ(アシスト)

TP:得点に絡むトス(アシスト)

Involve:得点関与(得点+アシスト)

注釈的確認事項

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