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【第21期第10節まとめ】リーグの展望が見えてきた後半戦の山場。京都は村井優の攻守にわたる活躍で重要な一戦に勝利!岡山は残留に大きく前進、東京と横浜が初降格になるのか…今節MVP:月島琉衣(福岡)

スーパーリーグ(Div1)順位表

今節リーグ最優秀選手:月島琉衣(福岡)

Rating:9.6 SP:0 BP:1 AP:4
*今シーズン初選出、通算5度目

10試合が終わり、残り4試合。いよいよリーグの順位変動も先が見えてき始めた。
まずは何と言っても、現在8連勝中で首位の京都が、アウェーで2位広島との直接対決が今節の注目カードだろう。ホームの広島はベストメンバーで臨み、首位奪取を狙ってきた。山下瞳月の正確なトスから正源司陽子の強烈なスパイクで序盤は拮抗していたが、京都はOH村井優の滞空時間のあるスパイクとブロックが冴えて、7得点を記録する活躍で突き放した。
京都は9連勝を記録し首位をキープ、広島は4位に沈んで逆転優勝はかなり厳しくなった。

第8節にその京都に敗れて、前節は岡山に勝利した名古屋は、下位の東京と対戦。中嶋優月がレシーブでよく拾い、佐藤綺星が決めるべきところで決めて、東京を一蹴した。東京は6連敗となり、得失点差で横浜に抜かれて最下位となった。

大阪はホームで福岡と対戦、この試合で負ければ連覇はほぼ絶望的になる大事な一戦だった。2連敗中の大阪は2戦ぶりに井上和が復帰し、久々に高精度なプレーで観客を魅了した。一ノ瀬美空も乃木坂ユース同期の奮起に触発されたのか、守備はさすがの一言だった。しかし、福岡の月島琉衣の勢いは止められず、5得点をあげられて勝利することはできなかった。

残留を目指す岡山は、最下位となっていた横浜と対戦。双方下位に低迷するチームだからか冴えない動きの選手が続出したが、その中でも岡山のセッター桜田ひよりは際立っていた。全選手に満遍なく攻撃させて、迫力こそないものの相手ブロッカーに的を絞らせなかった。
この一戦の勝利で、岡山は昇格チームの初残留に大きく前進した。
一方の横浜は得失点差で最下位を脱出したものの、東京との残留直接対決が第12節に控え、緊張が走っている。


各試合記事(選手&監督インタビュー等)

※その他の試合はこちら


個人成績

最多得点

評価点平均

BP (ブロック得点)

AP (アタック得点)

RP:得点に絡むレシーブ(アシスト)

TP:得点に絡むトス(アシスト)

Involve:得点関与(得点+アシスト)


アンダーリーグ(Div2)順位表

上位の札幌、浦和、沖縄は順調に勝利したが、札幌はデュース勝利となったために勝ち点が2点にとどまったため、前節勝ち点タイだった(得失点差で札幌が首位だった)浦和に抜かれて首位から陥落した。
仙台と熊本の4位5位対決は、ホームの仙台がデュース勝利で熊本を抜いて4位に浮上した。
これで優勝争いに絡むチームは5チームとなり、浦和、札幌、沖縄、仙台、熊本に絞られた。まだ確定ではないが、神戸は7位、浜松は最下位からの浮上はおそらく困難だろう。

注釈的確認事項

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