見出し画像

なぜブック「バー」なのか

こんばんは。ハコニトです。

「何でこういうお店をやろうと思ったんですか」
という質問、よくいただきます。
「お酒も本も好きなので…へへへ」
と答えるのですが、実は「バー」であることにそこまでのこだわりはなく。
でも、自分でお店をやるとしたらお店には本を置きたい。
っていうのはずっと思っていて。
「ブック○○」をやるとなったら「ブックバー」より「ブックカフェ」のほうがなじみがあるし、広い層のお客様が入りやすいのかな。と、もちろんわかってはいるのです。

ただ、ブックカフェをやるには、自分が、あまりにも「カフェ」と縁がなかった。
カフェにそんなに行かないし、カフェを経営する自分、ピンとこないし。
しいて言うならコーヒーは好き。
普段自分が存在しない場所を、自分の仕事場にするというのが、あまりに敷居が高かったんです。

一方、バーは、お酒も好きだし、飲みに行くのも好きだし、
特にバーテンダーとして働くようになってからは、ここで働いている自分にしっくり来てたし。
お店やると考えた時に、
バーはできる!よし!ブックバーにやろう!
となったわけです。

ちなみに、勉強と経験のために、カフェでも働いてみたのですが、
毎日そわそわしちゃって、キッチンに引きこもって仕込みばっかりしてました。…おかげでおいしいカレーが作れるようになりました。
なぞの緊張してしまって。カフェ店員の振る舞いができないというか…。
カフェ店員の振る舞いってなんだよ。って感じですが。
バーでカウンターに立ってるときは緊張しないんだけど。
…お店が、明るすぎたのかなぁ。
カフェの仕事の日の帰りは、よく焼き鳥屋に行って焼き鳥とハイボール飲んでから帰ってました。ホッとするんだ。なんか。

でも、カフェで出会った同僚さんたちはみんないい人で、たまにお店に来てくれたり、ご飯いったりもして、大好きです。

別にバーであることにこだわりがあるわけでもないし、
バー経営が簡単となめていたというわけではなく。
自分がいる場所としてカフェよりバーがしっくりきただけの話でした。

私の周りの本好きも、そうじゃない人もあんまりお酒を飲まない人が多いので、お店始めたから来てね。とは誘いづらいのですが。
そういう人たちが来た時も楽しんでもらえるよう、なるべくノンアルコールの飲み物も充実させるように心がけてはいます。

早めの時間はカフェ営業っぽくできたらいいのですが。
カフェっぽいこと…ってやっぱり思い浮かばず。
今後のためにカフェ修行もしたほうがいいのかもしれませんが。
まぁ、とりあえずはバーに注力します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?