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読書会 2024.09.27 その場で読む読書会vol.6

こんばんは。ハコニトです。

「その場で読む読書会 vol.6」
結構満席になる「その場で読む読書会」ですが、今回は私の力及ばず…。
催行人数に至らず、開催できませんでした。

【今回のテーマ:戯曲】
普段、戯曲はほとんど読まない、店主タカハシ。
今回は作品選びに苦戦しました。
開催はできなかったけど、考えに考えて選んだので。
今日は自己満記事です。

【今回取り上げようと思ってた作品】

「サロメ/オスカーワイルド(平野啓一郎・訳)」

その場で読む読書会なので、そんなに重量感ない作品と思って探していたのですが、どうしてもいいなぁって思うのは30分とかで読むのは難しそうだったのですが。
ふと、お店にあった「サロメ」…戯曲っぽい感じだった気がする!
と思って、とりあえず、時間計って読んでみたところ、いけそうだったので「サロメ」にしました。

店主、オスカー・ワイルドさんが大好きなんですよねー。
そして、平野啓一郎さんも好きなんです。
これ運命じゃん!と思って買ったのを思い出し、また、ワイルド熱が再燃しています。


本編の内容は70ページくらい。
普段は20ページ前後の作品を選んでいるので、大部分量多そうなんですが、戯曲なので。結構行間あるし、地の文がない分、そこまでの分量ではないかと。

メンヘラの祖であり、地雷系女子の祖であるサロメちゃん。
(店主個人の見解)
ぞっとするし、すごくピュアだし、魔的で、かわいくて、今読んでも、ゾクゾクする、最強で最恐女子です。

サクッと読める作品ですし、気になったら読んでみてください。


「サロメ」以外に候補に考えていた作品は

「海の上のピアニスト/アレッサンドロ・バリッコ」

唯一、もともとすごく好きな戯曲っぽい作品。
もともとこの作品原作の映画が好きなのですが。
全編は無理なので、どこか切り抜くかぁ…と思って、
難しかったので、あきらめてしまいました。

「ネズミとり/アガサ・クリスティ」

アガサ・クリスティの戯曲って面白そうじゃないですか。
これはいい!と思ったのですが、これも全編は難しそうなので、どこを切り取るかってなった時に、ネタバレも気を付けたいので、切り取るところが難しく、あきらめてしまいました。

「涙のアリバイ/夢野久作」
全編手芝居(セリフなし)の探偵もの。面白そうじゃないですか。
しかも、長さもちょうどよくて「サロメ」を見つけるまでは「これにしよ」
と思っていたのですが。
「サロメ」のキャッチ―さに負けました。
でも、これはおもしろいし、青空文庫で読めるので、興味がある方は是非読んでみてください。


今回か開催できませんでしたが、次回、課題本の読書会の課題本が「ゴドーを待ちながら/サミュエル・ベケット」という戯曲です。
「普段、なかなか戯曲は読まないなぁ」という方も多いかと思いますが、これを機会に読んでみてはいかがでしょうか。

その他の読書会は↓かインスタの告知でご確認ください。
https://hakonito.peatix.com

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