店主の読書 10/15-10/20
こんばんは。本日もお疲れ様です。
ブックバー ハコニトです。
今年の5月にオープンして、本が読めるウイスキーバーとして地味にやっています。
オープンしてそんなにいきなり大繁盛するわけでもないので、
「とりあえず、暇なときは本でも読も」
と思って、店に入れた本でまだ読んでないやつとか、個人的に読みたかった本とか、カウンターにつんでいるのですが。
不思議なことに、積んでいるほんとは違う本ばかり読んでしまいがちです。
①影踏亭の怪談/大島清昭
「首ざぶとん(朱雀門 出・著)」を読んだときみたいなザワザワ感。
みんな大好きな「結局人間が一番怖い」と私の大好きな「でもやっぱりお化けも呪いも怖い」を両立させた、ミステリー要素といろんな怖さ詰め合わせ。みたいな小説。
呻木叫子さんが、語りのパートが感情とかそんなになく淡々としているところが、個人的には好感度が高い。
ホラーで、語り手が感情豊かだと私(読み手)の代わりに怖がってくれる分、ちょっと引いて読んじゃうから、怖さが減ってる気がするので、淡々とした語り手が好きです。
②ハンチバック/市川沙央
これも、ある意味、みんな大好き「結局人間が一番怖い」な部分もある。
読みやすい文章で、読みづらい内容。という小説。
私の苦手な、人間の中身みたいな話で、ちょっと読むのに時間かかっちゃいましたが、さすが、芥川賞。という感じで面白かったです。
ちょっと違うけど、今映画でやっている「月」のこと思っちゃいました。
そんなかんじで今週はちゃんと、積読本を読み切りました。2冊。
両方とも、読みやすかったな。
来週も頑張ります。
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