緊急事態宣言、延長。
緊急事態宣言が5月31日まで延長。
これはまぁ、大方の予想通りではないかな、と。
そして、箱根で暮らす・働く1人として脳裏によぎるのは、
5年前、なかなか引き下げられなかった大涌谷の噴火警戒レベル。
「人命」という大義名分がある以上、
発令が遅かったのは叩かれても、解除が遅いのは言い訳ができる。
「人命最優先での判断」と言われたら、反論し辛い。
なので延長自体はしかたがない。
で、問題は「今は、(箱根)神奈川に来ないで」だ。
黒岩知事の「今は、神奈川に来ないで」、
箱根町長、小田原市長などの連名での
「今は、小田原・箱根に来ないで」のお願い。
これは、明日(5月6日)までなのか、
その先の週末まで入れて5月10日までなのか、
それとも5月31日までなのか。
これをはっきりと言ってくれないと、
今の時点で営業を自粛しているところも、
売上が激減している中でも踏ん張って自粛営業しているところも、
7日以降どうしていいのかわからない。
SNSとか見ていると、
報道を受けてすでに再開準備を宣言している町内の美術館もある。
こういう情報が出てくると、
今度は宿泊施設とか、土産物屋とかが再開に舵を切るだろう。
で、報道各社が押し寄せて、
「特定警戒都道府県に指定されている神奈川県箱根町では〜」
って、アホっぽい観光客を捕まえて
「みんな来てるし、いいかなぁって」とか適当なインタビュー流して。
再開した宿の人を捕まえて
「このままだと潰れるから、やるしかない。
しっかり対策してるから箱根に来てほしい」
って感じのインタビューを流して。
で、どんどん観光客が押し寄せる。
目に見えているというか。
すでに、延長を発表した翌日の5月5日の段階で、
県外ナンバーの車の数がすごいんですよ。
ただ、大涌谷も芦ノ湖周辺の駐車場も美術館も閉まってるし、
飲食店も大半が閉まってる。
で、大きな駐車場を備えたコンビニに集まる。
駐車場には県外ナンバー&横浜・川崎ナンバーばかり。
で、ニュースでよく見かけるとおりノーマスク。
いや、県として町として、それでいいなら言ってほしい。
「観光地も、対策をしっかり取った上で、活動再開しましょう。
お客様に戻ってきていただきましょう。」
ってことであれば、そう言ってほしいと思うわけで。
そうすれば全力で
「箱根に来て、ここのお店で食事して応援してください!」
って宣伝するから。
今回の企画をスタートさせてまだ1ヶ月と経たないのに、
15店舗のお店に賛同してもらって。
「ここのお店おいしいから、ぜひ食べに来て応援して!」
って言えないのが本当に辛い。
地元民向けにテイクアウトサイトを立ち上げ、
クラウドファンディングに挑戦し(これは上手くいってないけど・・・)、
他に何かできることがないかと考えるけど。
「来てください!」と言えない以上、やれることって限られるね。
はやくコロナが収束し、
思いっきり「来てください!」って言える日が来ますように。
箱根町民向け、町内のテイクアウト情報のまとめサイト
「うちで食べよう!」箱根ver.
https://note.com/hakonegurashi/n/n1481a5cafa96
クラウドファンディング挑戦中
「箱根の自粛生活に「おいしい!」エネルギーを届け続けたい!」
https://camp-fire.jp/projects/view/265736
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