魔法とインターネットの共通点
魔法ってあるじゃないですか。
いや、実在するかはともかく、概念としては。
魔法の使える世界では魔法が上手に使える人と、あまりうまく使えない人がいると言うパターンの物語がある。
魔法がうまく使える人は魔法を使いこなしてドラゴンを倒したり、人を治療したり今までになかったものを作ったりします。
そういう物語では、主人公は大抵魔法があまり上手に使えなくて、最初は馬鹿にされていたりしますが、ライバルとの戦いや練習によって徐々に上達していくところが物語の面白いところ。
そんな魔法ですが、もし今に今の時代にあったらと、思うことがあります。
思うのですがインターネットって魔法と同じところがあるんじゃないでしょうか。
使い方次第で誰かを攻撃することも、癒すこともできる上に、上手に使える人は強大な発信力と言う名の力を持つ。
また、インターネットで何かを発信している人を魔法使いとするのであれば魔法を使わない人、つまりもインターネットを見るだけと言う人もいるのではないでしょうか。
いやきっといる。(断定)
特にインターネットで人気の人と言うのは、まさに魔法が上手に使える人といえる。
鮮やかな景色を華麗な動画で見せたり、ものすごいダンスを音楽に合わせて踊ったりするのは、まさに花形の魔法使いと言える。
5Gの登場で動画全盛期と思言える今のインターネットですが、そんな時代に動画ではなく、あえて文字だけで次々と記事をバズらせるような人は面白い。
あえて動画も使わない、あえて写真も載せない、すべてテキストだけで構成されたサイトや記事なので次々と人気の記事を生み出す。
まるで20年ほど前のインターネットと同じようなスタイルで今も第一線を戦い続ける。
そんな人がいてもいいと思いますし、実際に私は何人か知っている。
ただこれはどちらが良いと言う問題ではなく戦い方のスタイルの違いでしかないし、動画にしても画像にしても文字にしても、結局は情報伝達の手段でしかない。
いずれにしても彼ら彼女らの華麗な戦いにこれからも目が離せません。
と、インターネットと魔法って同じだよなぁってぼんやり思っていたんですが魔法がすべて魔法を使えない奴は人間じゃない、みたいな世界で魔法を一切使わずに主人公が戦う漫画があります。
使わずに、というか事情によって一切使えません。
なぜ使えないのか、はストーリーに深く絡むので、置いておくとして。
これこそまるで動画全盛期の今の時代に、写真も動画も一切使わずに文字だけで次々と記事をバズらせて、孤軍奮闘するこさんライターさんのようではないか。
現在週刊少年ジャンプで絶賛連載中の漫画、マッシュル。
周りの人すべてが魔法を使えると言う中で、鍛え上げた己の肉体の筋肉だけで、すべての問題(と魔法学校の課題)を解決する肉体派?魔法バトル漫画、マッシュルは漫画アプリ「ゼブラック」で読むことができる。
ちょっと無茶なくらい、筋肉で問題を解決するその様を見たい人は、ぜひ読んでみてください。
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