やってみて初めて

先日、夫と買い物に行って「寒いから鍋にしようか。」と、鍋の材料を買った。果物好きな夫は「パイナップル買っていい？」と丸ごとのパイナップルを買った。夫は「鍋もパイナップルも帰ってすぐ食べるから。」と値引きシールが貼ってあるものを選んだ。

夫が「手伝うよ。」というので春菊をお願いした。
値引きシールを貼った春菊は夫をイライラさせた。枯れた部分やドロドロになった部分があり、根元にかなり土がついていたから。
私は春菊や水菜などは値引きしたものはなるべく買わない。本当に大変だから。
「こんなの適当に洗って切ればいいと思ってた。」
私は夫に「そうでしょ！」と言って喜んでしまった。

そしてパイナップルも夫が切った。
皮を薄く切っては、
「この皮に残った黒い点々はどうすんの？」
「皮を厚めに剥いて取るんだよ。」
夫は「もったいない！」とへつって食べていたけれど、面倒くさくなって厚めに切り始めた。
完成したものを食べては、
「芯って結構取らないとダメなんだね、硬い！」
「色が少し違うからそこら辺を全部切らないと。」
「何か、生ゴミすごい多いな。これしか食べられないんだったら、カットパインでいいね。」
私は「そうでしょ！」とまたまた喜んでしまった。

そういえば単身赴任を始めてからトイレを座ってするようになった。立ってすると思いの外臭うから、トイレ掃除の回数が増えて面倒だったんだと思う。
他にも洗い物を少なくしようとしてくれたり、油の付いたお皿に水と少しの洗剤を入れておいてくれたり。

これからもいろんな(面倒くさい)ことを頼んで、大変さを共感してもらおう。

そうそう、そろそろトイレの便器は男の人が楽に座ってできるものを開発した方がいいと思うな。