図書館に行ってきた 14
アミ 小さな宇宙人 エンリケ・バリオス
新しいこの世界の捉え方。幸せの考え方。地球のあり方。それを子供に言い聞かせるように話す宇宙人の話。この本をどう受け取るかは感覚系の度数によるのかな。
強運の持ち主 瀬尾まい子
占いは当たるとかインチキとかに注目するのではなく、気持ちよく前を向くためのモノだ。気持ちのリフレッシュ。重要なことは直感だと私も思う。
占ってもらいたいと思わなくなる本かも。
プリンセス・トヨトミ 万城目学
あり得ない設定だけどあったらすごく良いと思う。大阪国は存続や団結などを目的としてはいなくて、純粋な思いやりや暖かい繋がり、人々の善意で成り立っているのが良い。最後に旭がする話で男女両方を知ることになる大輔。よく出来てるな〜と思う。
弥勒の月 あさのあつこ
犯人が最後までわからないから推理小説としては面白かった。これはただの好き嫌いだと思うけど、頭のキレる同心信次郎の性格と物言いが好きになれない。
あとは時代物ならではの粋や情けが無くて、読後感が冷たい。
江戸の備忘録 磯田道史
当時の暮らしについて書いてあるのかと思っていたけど、作者の好奇心が赴くままの疑問に対する解説だった。特に繋がりは無く、まさに備忘録。有名な歴史上の人物の隠れたエピソードや結婚、子育てなどの決まり事、名前の由来など。とても興味深く面白かった。