おすすめ度★★★「新人OL、社長になって会社を立て直す 」美少女と読むビジネス本！

おすすめ度　★★★

昨日に続き、佐藤義典氏の本だよ。
「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる 」の続編で、前作の人物が引き続き登場するので、先に前作を読んだほうがいいね。

今日は佐藤義典氏の「新人OL、社長になって会社を立て直す 」について話したいと思う。
まずは、この本をボクなりにまとめると以下のようになるかな。

「顧客が”他社からではなく、自社から買う理由”を構築すると共に、”自社から買わない理由”を無くそう」

〜以下詳細〜

本書でも飲食店を舞台にした物語形式でマーケティングの考え方について解説しているよ。
物語部分も引き続き面白いね。



本書では、主に2つの理論について解説しているよ。
「白いネコは何をくれた？」で解説したBASiCSと潜在顧客が自社のファンになるまでのマインドフローだ。

✓BASiCSについて
BASiCSは下記の英単語の頭文字からきた造語だね。

Battle field：どこでと戦うか？
Asset：他社より優れる資産を持っているか？
Strength：どんな強みを持っているか？
I：語呂合わせのため、特に意味無し
Customer：誰に価値を届けたいか？
Selling message：どのように伝えるか？

これらを明確にし、一貫性を持ってお客様に価値提供することで、競争に勝つためのフレームワークだね。

✓マインドフローについて
顧客が商品を知り、ファンになるまでの過程だよ。
AIDMAや5Aに近いフレームワークだね。

認知：商品・サービスを知る
興味：ニーズを感じ、興味を持つ
行動：来店や検索をする
比較：競合と比較する
購買：購入する
利用：使う、食べる、読むなど
愛情：使用して満足する
ゴール：ファンとなり、リピートする


他にも、売上を上げる5つの方法など、マーケティングの考え方を抑えることができるからぜひ読んで欲しいな。

この本を読んでほしい人

・実践できるマーケティング手法を学びたい人

なぜ読んで欲しいか

・感覚的に腹落ちし、使いやすいマーケティング理論を学べるため


100文字で要約

・競合を定義し、ターゲットが自社から商品を買うように差別化しよう
・差別化要因を継続できる仕組みを構築しよう
・顧客が購入・リピートしないのは、何が原因かを分析しよう
・売上を上げるには、客数・客単価のどこに原因があるかを分析しよう