【阪神タイガース2023 #1】近本、レジギガス脱却か?

はこはまです。
記念すべき初記事をどのジャンルで書こうか悩んでいましたが、参考書紹介するにも写真とか色々面倒くさいし、朝鮮語・朝鮮学校関連の話題にしようにも紹介するネタを整理する必要があるかなと考えたので、ここ最近調子いい我が贔屓チームである阪神タイガース、その中でも自分の推し選手である近本選手の今年について書こうと思います。よろしくお願いします。

スロースターターの代名詞、近本光司

これまでの近本と言えば、やはりこの印象である。
3月・4月の成績は永遠に伸び悩むが、シーズン中盤にかけて固め打ちし、最終的に最多安打争いに乱入していくというのがいつもの流れ。
そのスロースタートぶりはインターネットを中心にレジギガスと揶揄されることが多く、もはや本人公認のあだ名ですらある。

本人も6月に3割が見えてきた時は喜んでるよう。
数字でも彼のスロースターターぶりはよく現れていて、

  • 2021 3,4月 .222(117-26) 2本 7打点 5盗

  • 2021 5月 .347(75-26) 1本 7打点 5盗

  • 2021 6月 .368(95-35) 2本 12打点 6盗

例として2021年の成績を出してみたが、いつも5月あたりから打ちまくる印象が強いのは数字的にも事実であることがわかる。オープン戦がどうこう問わずシーズン序盤は常に不調だった。しかし…。

近本、レジギガス脱却?

今年は違う。近本がシーズン序盤から打っている。1番がシーズンの初めからちゃんと出塁しているのである。
執筆時点(2023/04/08)での活躍だけをまとめてみても、

  • 2戦目の対横浜戦でのサヨナラタイムリー

  • 4月7日ヤクルト戦での先頭三塁打

  • シーズン6戦目で既に6安打、打率.316の活躍

これである。
2試合でマルチヒットも記録するなど、好調時の代名詞である固め打ちもできている。
さらに注目すべきは出塁率。6試合なのでサンプル的には少ないかもしれないが、.500、28打席中14出塁と、1番打者の役割を確実にこなして次につなげている。OPSも10割を超えていて1番打者としては脅威となる存在になっている。
実際、1番2番(中野)が好調なので点が入りやすくなっているのは事実だし、ノイジーや大山といった打線中軸が効率よく打点を稼げているのでチームにとっても好影響である。
また、横浜戦でのサヨナラは印象的にも近本の序盤の停滞印象を完全に塗り替えたと言っても良い一打であったように思う。

このようにチームへの貢献度としても数字データで見たものとしても今年度の近本、そして今年度の阪神は今までと何かが違うことを予感させる。
これから不調期にも入るだろうし、停滞していく時期もあるだろう。
それでも、去年の1勝16敗の悲劇を忘れさせるような活躍と勝利、そしてチーム全体が目指す「アレ」を目指して、1番打者として打線の起爆剤となる活躍を今シーズンの近本にも期待したい。

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