第2回「IchigoJam」を組み立てよう!
こんにちは!函館市子どもロボットプログラミング教室の広報担当・よっしーです!
10月9日(日)に函館市子どもロボットプログラミング教室の第2回目の講座が函館市美原にある「MIRAI BASE」にて開催されました!(「MIRAI BASE」についてはまた紹介記事を作りますね)
第2回目となる今回は【「IchigoJam」を組み立てよう】をテーマとした講座でした!
「IchigoJam」は小さなコンピューター
「IchigoJam」は、読み方はそのまま“いちごじゃむ”といい、電子工作界隈では有名なものですが、そうでない人たちにとっては「いちごを砂糖と煮込んで、パンに付けるとおいしいやつ」の総称ですよね。
実は「IchigoJam」はスマホやゲーム機、パソコンの中身と同じ小さなコンピューター。本教室では、最終的に第1回目の講座で組み立てたタミヤのロボットに、プログラムを読み込ませて、自分の思っているとおりに動かす!ということが目標なのですが、そのプログラムを書いて書いてロボットに覚えさせるためのコンピューターが「IchigoJam」なのです。
IchigoJamはすべての電子パーツがハンダ付けされた完成状態で売られているものもあるのですが、本教室ではせっかくなので1からIchigoJam自体も子どもたちに作ってもらって、電子工作の楽しさを体験してもらおう!という考えで、第2回目の講座ではIchigoJamの組み立てを目標にしました。
電子基板の組み立てといえばハンダ付け
午前の部
IchigoJamは電子基板であり、組み立ててもらうキットの中には緑色の基盤と、さまざまな電子部品がセットになっています。
どの部品をどこに付けたら良いのか?というのは、説明書に番号で指示されていて、①から順番にはんだ付けしていけば完成します。
細かいので一見大変そうに見えますが、実際には付ける場所を間違わない、向きを間違わないというのに気をつけながら一個ずつはんだ付けしていけば問題なく完成させられます。
はんだづけでは、はんだと呼ばれる鉛中心の金属をハンダゴテの熱で溶かして基盤と電子パーツを金属で接着します。火傷をしないように、ふざけてハンダゴテの先端を触ると危険なので、よく注意喚起をして、そして、上手なハンダゴテのやり方を説明した上で、Let's try!ここからは写真でお伝えしますね。
午後の部
午後の部は第1回目の講座でハンダ付けまで進んだ児童がチラホラ。ということで、午前の部にも増してスタコラサッサと子どもたちが進めていきます。
参加した児童&保護者の方の感想
やっとおわった~!(児童)
『本当に大丈夫かしら?』と思ってハラハラ見守っていたけれど、ドンドン子どもが進んでいって、親がパニックに(笑)。子どもがどんどんスキルを身に着けていくし、集中力の凄さに驚きました(保護者)
楽しかった!(児童)
ハンダ付け、最初は大変だったけどみんなの進みが早いから途中で焦って早く早く!と頑張った!上手にできてよかった!(児童)
面白かったです(保護者)
プログラミングがやりたかったから、どんどん楽しくなってきた!(児童)
「これ!なに?(MIRAI BASEに通う子どもたちの作品をみて興味津々)」(児童)
ハンダ付けをするパーツが多く、また、ある程度細かいハンダ付けが求められるため、上手く通電するかな?という懸念もありましたが、参加者全員組み上がったIchigoJamにミニモニタとキーボード、モバイルバッテリーをつなぐとしっかり通電。キーボードでの入力も、子どもたちの方が熟練が早そうで次回が楽しみですね。
途中でハンダづけに失敗をしたとしても、ジャンボやパン屋さん、サポートスタッフがしっかりフォローします(していました)ので、失敗を恐れずにどんどん挑戦してみる!という空気が第1回目にも増して、参加児童の間に漂うようになってきたのがとても素晴らしいですね!
わからないことや、不安なことが出来た時に、そこでストップして諦めずに、自分からしっかりと手を上げてヘルプを求められるようになってきた児童が増えたのも印象的でした。
第3回は10月16日に再び「はこだてみらい館」にて開講です
次回3回目の教室は再び「はこだてみらい館」に会場を移しての開講です。オンラインで第1回目のゲスト講師・親方のレクチャーを受けながら、IchigoJamでのプログラミングに慣れていくことを目標にした講座です。
オンラインでの講義での受け方などもお伝えします。
第3回目でまたみなさんとお会いするのを、スタッフ一同楽しみにしています!引き続きよろしくお願いいたします。楽しみましょうね✨
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?