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[実証実験レポート] 2022年3月8日(火) 北海道スペースポート(HOSPO) Part2

前回の [実証実験レポート] 2022年3月8日(火)北海道スペースポート(HOSPO)Part1 に続き、インターステラテクノロジズ株式会社の協力を得ながら、ものづくり現場の作業環境での実証実験を行いました。

実際の業務工程に沿った形でのテスト

最初に、実際どのくらいの積載が可能なのかを確認するため、工具や融雪剤などの重い荷物を載せるだけ載せてスペースポート内を走行させました。
積載重量を増やすことにより車体自体が沈むため、無積載時に乗り越えられた段差が乗り越えられなくなるなど、こちらも実装する環境によりある程度車高を上げることにより対策してきたいと考えています。一方で、車高を上げることで車輌安定度は下がるため、今後も実証を重ねることで適切なバランスの車高を見極めて行きたいと考えています。

80kg前後の荷物を載せて走行安定度の確認を実施

融雪剤の散布を想定したテスト

追従での自動運転を活用して、融雪剤を積んでシャベルで散布することを想定したテストを行いました。
今回は20kg分の融雪剤を積載して走行させましたが、問題なく走行できることが確認できました。また、より作業負荷を減らすため、シャベルを取付けられるような荷室の設計にするなど、積雪現場で利用するようのオリジナル荷室の方向性も議論を行いました。

普段は5kgの融雪剤を手に持って散布を行うため労働災害のリスクが伴う

射場でのカラーコーンの設置・格納テスト

こちらも追従での自動運転を活用した、射場でのカラーコーンの設置及び格納のテストを行いました。
積雪環境で使用するカラーコーンは一つ一つが重いため、Hakobaseを活用することで一度にまとめて設置及び格納をすることができ、大幅に作業負荷を減らすことができると考えています。

以上で今回の北海道スペースポート(HOSPO)での実証実験レポートを終わります。
次回はグランピング及び農地等での実証実験を予定しています。

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