![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/67669038/rectangle_large_type_2_e82a303c74b36d2094945024c70cda5b.png?width=1200)
Hakobotの自動配送ロボットの紹介 - ハードウェア編 -
こんにちは、Hakobotの大山です。弊社では、昨年度より以下2つの特長を持つ配送ロボット開発を進めており、2021年夏にフェーズ1の開発を完了し、引き続き改良を加えながら次期フェーズの開発を進めています。
今回は弊社の配送ロボットについてご紹介させていただきます。
カスタマイズ可能な荷室
4輪駆動4輪操舵(4WD4WS)のオリジナル設計
1. カスタマイズ可能な荷室
弊社の配送ロボットは、荷室と走行ユニットが独立したセパレート設計になっており、これは走行ユニットのみで自動運転が実装できるために実現した仕様になります。
このような設計にした経緯としては、近年3Dデータのみで手軽にオンデマンド発注できる造形サービスが確立しつつあるためで、様々なニーズに合わせて新規で造形した荷室を取り付けられるようにしています。この設計にすることで、配送ロボット以外のニーズにも活用が望めます。また、カスタマイズの必要が無い方には、配送用途の荷室を取り付けたベーシックパッケージも準備しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1639380253361-naQY5CpukB.png?width=1200)
2. 4輪駆動4輪操舵(4WD4WS)のオリジナル設計
走行ユニットは、4輪駆動4輪操舵のオリジナル設計にて開発されており、パワフルな走りの4輪駆動(4WD)と小回りの利く4輪操舵(4WS)をかけ合わせて、優れた走破性を実現しています。こちらの4WD4WSの機構は特許出願を行っています(特願 2021-193118)。
また、今回のフェーズで搭載されている自動運転システムは、4つのモノラルカメラだけで自動運転を行うシステムを組み込んでおり、難しい設定もなく手軽に導入〜運用を行うことができます。この自動運転システムについては、別記事で詳細説明させていただきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1639380305203-3agRtm07mF.jpg?width=1200)
Hakobotの自動配送ロボットの予定スペック
長さ91.6cm × 幅66cm × 高さ76cm *1、重量 約60kg *2
4輪駆動 (4WD)、4輪操舵 (4WS)
予定最大積載量約 100kg *3
駆動時間 約5時間、充電時間 約1時間 *4
*1 *2 ベーシック荷室での場合(カスタマイズ荷室の場合は可変)
*3 積載重量はカスタマイズ荷室の素材や大きさにより可変
*4 駆動時間は想定時間、走行する環境や方法に依存、急速充電可
以上が弊社の配送ロボットのご紹介になります。
現在、この配送ロボットを活用したい実証実験及び協業パートナーを募集してます。
気になる方は弊社お問い合わせフォームよりお問い合わせください!