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9の音粋「19歳以下の歌声特集」を勝手に続けてみた

スージー鈴木さんのラジオ番組、「9の音粋」で、クリッパーというフィリピン人の子供の兄弟姉妹グループの曲がとても良かったので、その類のものがもっと聴いてみたくなり、勝手に探してみました。

売り手としてはJACKSON5みたいなやつを作りたかったんだろうな、と。
それにしてもなぜにフィリピン人なのかよくわからず。
ガチで兄弟姉妹を5人を集めるのは日本では無理だったという話なのかなぁ?
いい曲だなーと思ったら、都倉俊一さん作曲でした。やっぱり!
こちらの曲、全く存じてなかったのですが、音源欲しくなったなぁ。
9音でかかっていた「あいつのストリート」はYouTubeで探せなかったので、代わりにこちらを。
出だしがピンクレディーの渚のシンドバットですw では、どうぞ!

これを聴いたら、次に聴きたくなるのは、やっちん(笑)。
リトルギャングの「アイ・ラブ・ユー」です。
The Good-Byeのやっちんこと曾我泰久さんが子供の頃にやってたデュオです。
相方の松原秀樹さんは後にベーシストとして活躍されているようです。
やっちんも秀樹さんも歌いまわしがすでにプロっぽいですね!
作曲は馬飼野康二さんなのですが、前述が都倉流JACKSON5だとしたら、こちらは馬飼野流JACKSON5といったところなのでしょう。
やっちんもよくJACKSON5やフィンガー5のアキラくんへの憧れみたいな話をよくされてましたが、歌わされた感がそんなになく、歌いたくて歌っており、自分のものにしている感が強いです。

YouTubeのコメント欄で気になった書き込みがあり、歌詞を調べてみたら、

ぼくは君のどれいになりたい

恋の惚れ薬 飲ませたい

この2節は今のご時世、CD化を阻むなぁ、と。
俄然アルバムのレコードが欲しくなってきたぞ。。。

では、お聴きください。どうぞ。

はい、次。
私の世代は断トツこの曲。水谷豊さんが先生役だったドラマ「熱中時代」の主題歌ですね。
クラスメイトの男がいつもものまねして歌ってたので、こびりついてます。
今でこそドラマのクールは3ヶ月とだいたい決まっていますが、当時は結構長丁場で、このドラマは1978年10月~81年3月まで放送されていたそうです。
小学校2年(1980年)までクラスメイト男子のものまねが続いたので長いなーと思った記憶があります。
当時はサタデーナイトフィーバーブームだったせいか、大人に教えられた通り、一生懸命ファンキーなフワフワしたリズムに乗せて、素直にやった感バリバリで上手ですね。
ちなみに、この人は平尾昌晃スクールのご出身で、作曲も平尾さんです。
今も「世界一受けたい授業」で使われているので、みなさんご存じでしょうが、どんな子が歌っていたかは記憶が薄れている人が多いかと思われるので、是非ご覧ください。

はい、次。
ビートたけしさんのドラマ「刑事ヨロシク」に出てた人ですかね。
主題歌の「ライオンは寝ている」のカバー「ライオンは起きている」のロックンロール風カバーの方がカッコいいのですが、19歳以下がテーマなのでミッキーのやめてクレROCK’N’ROLL!にしてみました。
ちなみにこの曲、作曲が井上大輔さんなので、作曲者がフィンガー5の「恋のダイヤル6700」、「学園天国」と同じ作曲家さんですね!
井上大輔さんが代々と受け継がれてきたテイストの楽曲を、当時全盛期だった銀蝿っぽいテイストに寄せたら、こうなっちゃった的なやつなのかな、と。
んー意外と深かっというか、背景が見えてきたな。。。
時代を語る上で欠かせない曲ですね。意外と(笑)。

…こう来たら次は銀蝿一家(笑)。
ユタカの「今日もいのこりR&R」です。
銀蝿一家とのことですが、作詞作曲は横浜銀蝿のメンバーではなく、嵐さんプロデュースで、津田義彦さん(どなた?)作詞作曲とのことです。

以上いかがでしたでしょうか?
大人の期待にこたえる子供の健気さに、なんかグッときちゃいました。

結果として自分のモノにできているやっちんだけが残ってますね。
教えてもらったものを素直にやってみて、自分のものに消化するというところまで持っていけない人がいかにたくさんいるか?ということですね。
大人に飲み込まれてしまったり、流行に乗っかってるだけでは消されるってことなんだなぁ、と。
ジャニーさんはやっちんの積極的さを見習いなさいみたいなことを、他のジュニアの子達によくおっしゃってたそうですが、生きていく上で貪欲さは大切だなぁ、と。

CDが出ているレコード買わない主義だったのですが、なんだかレコード盤で聴きたい気分になってきたなぁ。
完全に昭和に侵されてしまっている今日この頃ですw

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