OASIS再結成に際し、ギャラガー兄弟から学ぶ
2か月前の話。
友達がフジロックに行って、ノエルギャラガー見てくるよーとかで、じゃー、私も配信でも見るかーということで、比較的好きなRIDE、JESUS & MARY CHAINを見たついでにノエル・ギャラガーも見たのだが、あれ?意外といいな、と。
弟が歌ってるよりいいんじゃね?と。
JESUS & MARY CHAINはそんなにシューゲイザーショーってほどではなく(そういうのが当たり前な時代に育ったので、鈍感になっているのかな?)、後半に弟と知らない女のデュエット的なものがちょっと謎すぎて、その後の曲が頭に入ってこない。。。
彼らの曲は根底がシンプルなロックンロールだから好き。
RIDEのマークガートナーのルックスがびっくりするくらい変貌していたが、曲はそのままだった印象。
懐かしい。。。
OASISがデビューした当時、私は某外資CDショップや、某中古なども扱ってるレコ屋でバイトしていたため、デビューアルバムと2ndアルバムはわざわざ聞かなくても、聞こえてくる範囲で聴いていた。
なんていうか、当時の若い私の耳には、悪くはないけど、遅くてイモくさい音楽だな、と。
OASIS vs. BLURだと、断然BLUR派だ。
それより、BLURより断然SENSELESS THINGSだったわけでして。
速さとリズム隊のテクと、ボーカルのかわいらしさが重要だった(笑)。
当時のことを思い出すと、萌え過ぎ頭痛がする。(そういう頭痛ありますよね?)
当時、ライブで見て、HMVのサイン会で見て、路上で見て、ミロスガレージでふらふらしているマークを見て萌え死にした(笑)。
あ、前置き長くなりました。
昔話が始まると止まらないおばさんです。
で、ノエルのフジロックを見たことにより、YouTubeの関連動画にOASIS関連が割り込んでくるわけでして。
そこで気になったのが、ギャラガー兄弟が毒舌だということだったということ。
あんなイモくさい音楽やってるのに、毒舌とは意外だった。
日本でいうところの、GLAYみたいなキャラなのかなーと思っていたら、違っていたようだ。
このファッ〇ン兄弟を関西弁でアテレコしている動画があり、それがとてもおもろくておもろくて、ほぼ見てしまった後は、もうギャラガー兄弟の大ファンになってしまった。
いわゆる沼落ちした…というやつだ。
フジロックの前に、ラヴィットでニューヨークの嶋佐がdon't look back in angerを歌っていたのを見て、そこそこ様になっており、曲の良さみたいなものを感じるようはなっていたんだよね…。
譜面をこなせばさえ何とかなる。
ビートルズのLet It Beとコードがほとんど似たり寄ったりだな…と思いつつ。
で、何度も動画でOASISの曲を聞いていると、あれ?ギター弾けるかも!という感情が沸き上がり、ギターを手にとってみた。
タブ譜付きの動画を見ながら弾いてみると、あれ?即弾けるぞ、これ…と。
若いころは遅い曲に見向きもしなかったが、このOASISテンポなら、なんでも弾けそうな気がしてきた。
そして、そこそこ弾けた。
遅いって素晴らしいと思った初めての瞬間(笑)。
30年経って、やっとOASISの人気の理由がわかった気がした。
PUNK時代におけるSEX PISTOLS的な役割であり、日本のバンドブーム時代におけるブルーハーツみたいな役割だったんだな、と。
俺もできるかも!的な。
この良心的な楽曲とは裏腹に、表向きスパイシーなマシンガントークを繰り広げるギャラガー兄弟なのだが、根がいい奴であるのが隠し切れないのが魅力的なところなのであろう。
この音楽で、みんなにいい顔する奴キャラだったら、すぐ飽きられていたことだろう。
とりあえず、再結成ライブは行く気満々だ!
余談だが、ノエルの娘さんが父ちゃんにとても似ているのだが、マシンガントークをしているところが、GO-BANG’Sの森若ちゃんにソックリだった。父ちゃんも娘もかわいいな。
そして、リアムの息子がなぜかBLURのデーモンに似ているという謎。
いや、謎ではない!意識は形になることが証明されたw
好きも嫌いも同じエネルギーである。
公衆の面前でBlurのBoys & GirlsやPark Lifeを兄弟イチャイチャしながら楽しそうに(茶化して)歌った結果がこれなんだな、と。
どちらのご子息も傲り高ぶらずいい子そうで何よりですな。
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