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レコード・コレクターズ90年代UKロックの名盤から漏れた方々

自分の中でUKロックが盛り上がっていたら、レコード・コレクターズ誌でも特集をやっていたので、久々に買ってみました。
Senseless ThingsやWonder Stuffなどは無事入れてくれてあり、なんかホッとしております。
ってか、入ってなかったら買ってこないですね(笑)。

ちょっと前に書いた記事で紹介したバンドから以下が漏れておりました。
Five Thirty
Ned's Atomic Dustbin
EMF
Levellers
Carter U.S.M.

こちらご参照いただければ幸いです。
ネッズとEMFは結構な人気だったはずだし、Carterは結構なチャートアクションだったはずなのに、レココレさんからしたら外すというのもわからなくもないが、ひどいよねw

それにしても結構漏らしてくれちゃってるけど、90年代全体としてのバランスを見ると、前半はシーンとして数がそもそも多かったのか、私が仕事柄そこそこ聴いていて知ってるのが前半に偏っているためか、まぁ、人気あったバンドも落とされてもしょうがないかな…と。

で、今回は前回の記事で入れ忘れたな…と思ったもので、なおかつ今回レココレのセレクトから漏れているものを。
埋もれてたバンドをなんとか紹介したい根性(私の趣味に偏っている)で、記憶を呼び起こしていきたいと思います(笑)。


ちょいMODとパワポ風

Menswear

メッチャ人気あったような気がするし、自分もメッチャ好きだったんですけど、なんか途中で路線変更してそのうち消えていました。
ちょっとモッズっぽいメリハリのあるリズムで、ギターもワウを効かせたカッコイイ音でしたが、こういうのは長く続けるのは難しいのかしら?
ボーカルがいわゆるナルシスト系で、ベースの人がとても好みのルックスでした❤️Generation Xのギタリスト、マーク・ラフ似かな?

OCTOPUS

この曲すごく好きだったのに、Youtubeで検索した時に再生数が極めて少なくて悲しい。。。

Silver Sun

アメリカのWEEZERに対して、イギリスだとこのバンド…な感じだったような気もするんだけど、時期的はもうちょっと後かな?
WEEZERに似てるのは見た目のメガネっ子的なところだけで、音の方はこっちの方はイギリス伝統のパワーポップ寄りな感じなんだけど、個人的にもうちょっとモロにパワポだったらもっと好きだったのに…と思わずにいられません(笑)。

These Animal Men

当時の手帳を見たら、彼らの来日公演の日程が書いてあったのですが、実際に行ったかどうか記憶にないです(笑)。
ある意味ちょっとそつがないサウンドでざっくりとThe Jamっぽいみたいな感じで脳内にインプットしたのか、全体的に好みのはずなのに、なんか脳内から消えそうになっていました。
バンド名は覚えていたけど、曲は忘れてしまってましたね。

Thurman

このバンドもまぁまぁ好きだった気がするんだけど、今聴くとBlurを模した感じなのかしら?
Beat UKの動画がインタビュー付きであったので、どうぞ。

UKメロディックパンク

Snuff

本誌にMega City Fourが取り上げられていたのですが、こちらはUKメロディックシーンとして追加で覚えてください(笑)。
Specialsのカバーばかり頭に残ってしまい、オリジナル曲がどんなだったかイマイチ思い出せないです…。
ロンドンナイトキッズにはおなじみ過ぎですが、一応。

Leatherface

上に同じく。
ボーカルさんの声がモーターヘッドのレミーさんみたいで、個人的にはあまり好きじゃないけど、声と哀愁メロディのギャップがいいのかもしれませんね…。
Hard-Onsとかもお仲間な感じかな?

Midway Still

よく聴いた曲が思い出せない💦

女性ボーカル

Curve

元プロモーターだったライターさんの欄では紹介されていたけど、一覧のところに入ってなかったのは、ちょっと解せない。
これ好きな人多かったよね?
私の周りのお姉さん達、みんな好きでした。
フワフワ系じゃなくて重めのシューゲなので、聴きごたえあったな…。

LUSH

Curveが出てきたら、これがセットで出てくる感じですね。
日本人と何人かのハーフの赤髪のMIKIちゃんでしたっけ?
4ADという字面を見て、ここ掘ればまだ出てきそうな気がしてきたんですけど、もう止めておきます。

Echobelly

ブラーのデーモンの彼女のElasticaの方は掲載されていましたが、同じ女性ボーカルのこっちは落選。
インド系の女性でしたっけ?
この曲のサビの部分は心に残ってますね。

インディーダンス

Candy Flip

この曲の浮遊感みたいなものは気持ちが良かったですね。下北のどこかのUKロックのクラブイベントみたいなところでよく聴いたのか、Beat UKで聴いたのか(まぁ両方なんだろうけど)聴いた時の気持ちいい~という感触が忘れられません。

Flowerd Up

こういうラップ風な歌い方はあまり好きではなかったんだけど、嫌い過ぎて逆に記憶に残ってます。
Beat UKを見ている時の情景が浮かんできますね。

The Soup Dragons

彼らはこれ以前はバズコックスに影響を受けたようなバンドだったらしいのだけど、当時のサイケ感やプライマルみたいなインディーダンスをベースにローリングストーンのカバーし、原点回帰的なものを上乗せした感じな仕上がりで、バランスとして聴きやすいなーと思ったような記憶。
ちなみに、原曲は1965年の作品だが、1981年のStart Me Up風にカバーしていており、しかも、DonovanのBarabajagalのギターフレーズをベースフレーズとして使っており、なかなかなミックスぶりだ。
その後、プライマルもローゼスもこの原点回帰色的(70年代ロック)な色合いを強めて、結果として真似して真似し返されるみたいな感じになったんじゃなかったかな?
ローゼスのセカンドはもっとギターがハードだけどね。(苦手)
この曲、下北のUKロックイベントに行けば定番でかかっており、盛り上がった記憶があります。
大音量で聴くのが気持ちいいですね。
ってか、これ名盤リストに入っていないのはちょっとどうなの?と思ったんだけど、こういう音楽性コロコロ変える人はちょっと使いづらいかもね。
改めて巧みだなーと思うんだけど、対人だとこういう人、信用されないね(笑)。

伝統正当派

The Stairs

上記スープドラゴンズより、さらにローリングストーンズっぽ過ぎる感じ(モロ70年代前半!)のバンドでしたが、まぁ、そういうの好きな人にとってはよいかもだけど、個性が重んじられる時代には消えていきやすかったし、評論家筋にもストーンズに似てると片付けられてしまった感じかな、と。
最近リアムがXのポストで聴け!と挙げてましたね。
まぁ、リアムが好きそうなわかりやすい古き良きUKロックのスタンダードな感じです。
当時若かったので、そんなに飛びつかなかったけど、当時はおじさんウケしそうな感じーと思ってました。
おばさんになった今、結構いいね!って思います(笑)。
ってか、これこそレココレ読者にオススメなのになぜ外すんだ~。

Kingmaker

Power Of Dreams

CMJチャート常連

イギリスなのにアメリカで人気

Robyn Hitchcock

70~80年代デビューのアーティストは入っていないのかと思いきや、そうでもなさそうなので、だとしたら個人的にはRobyn HitchcockがThe Soft Boys時代のものから大好きだし(年齢柄後追いだけど)、ライブも2回くらい行かせていただき、どっちもメッチャ良かったよな…。
で、90年代もバリバリ(笑)活動しており、作品数も多く、CMJチャートの上位常連で、あまりに多作すぎて、後半は追い切れてないです💦
R.E.M.やYo La Tengoとかも影響受けているそうなので、入れてくれてもよかったんじゃないの?ということで。
メッチャUKなひねくれテイスト溢れるのに、アメリカで人気あるという謎。
日本で流行りを追っかける聴き方をしている人は、この辺は知らない人多いと思うんだよね…。
で、どの曲が90年代だ?と精査すると、見つけるのが大変なので、これは90年代だったであろうもので、PVがあったものを適当に貼っておきますね。
これが特にオススメ曲ってことではないかもしれないけど、とりあえず。

アノラック勢がもっと大量にあるような気がするんだけど、まぁ、いいか。

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