【いま、あなたに届けたい1冊。】No.8「最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常」
【いま、あなたに届けたい1冊。】
10代へ、こんな時期だからこそ届けたい本を、メッセージと共にオンラインで募集しました。
こんばんは、スタッフのはしもとです。
1投稿1冊ずつ、10代に向けて寄せられた本をご紹介しています。
私事ですが、実は初投稿、緊張しますねえ。
いやしかし、何事もまずは一歩踏み出すことから、道は始まるのです。
さあ、いきましょう。今回はこちら!
推薦本の紹介 No.8
「最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常」
〜推薦者からのメッセージ~
進学先や就職先、将来の選択肢に迷う君へ。
東京藝大を知っているだろうか?
出願者1500人に対して入学できるのは80人という、著名な芸術・文化の学舎だ。
「芸術は教えられるものじゃない」という思想のもと、クラシック音楽に口笛を取り入れようと研究する者や、ホストクラブの経営者から日本画道を志す者まで、学生の顔ぶれがカオスすぎる。
目的を問わず、物事を探求する彼らの姿勢から、自身の視野や価値観を広げてくれることを気づかせてもらえる一冊。
ななみ(会社員(人事・総務)/26歳)
この本の舞台・東京藝大は、非常に高い倍率を非常に高いレベルの芸で潜り抜けた天才たちの、非常にカオスな日常が繰り広げられる場所だそう。
推薦文によると「クラシック音楽に口笛を取り入れようと研究する者や、ホストクラブの経営者から日本画道を志す者まで」。。。ほ、ほんとにカオスだ。
となると、特筆に相応しい芸を持たず、ぬうらりくらりと過ごしてきた筆者には、恐らく想像を超えた空間ではなかろーか。
(ほら、タイトルにも「最後の秘境」なんてあるじゃないですか。そこはしかし、日本の一大学ですよ。)
ましてや10代のとき、少なくともわたしは知らなかったです。
小さな世界でせっせと暮らしておりました。
それも悪くはない。だけどですね、ふつーに暮らしてたら出会わない人々のとんでもない日常を、少しばかり堂々と覗きこみ、なぬ!こんな人たちもいるのか!なんてリアルに知ることができるのも、本の面白いところだと思うのです。
たとえば完成された芸術作品に触れることをあっても、それをつくる作者の姿勢や日常を肌で感じることは少ないのではないでしょうか。でもですね、本ではそこを「少々お邪魔しますね」と入っていって、その世界に溶け込むことができる。もしかしたら入っていった先には、新しい気付きや可能性が転がっているかもしれません。
どこにも行けず誰にも会えず、ゴールデンみが全然ない今年のGWです。それが世界と自分を救うと言えど、やはり退屈だなあとぼんやりしてしまい、ああ、我々も人間なのか、と思うくらいには時間があります。
そんなときにですね、お家のなかでちょっくら最後の秘境・東京藝大探索はいかがでしょう?リアル外出は自粛ですが、本の世界でのお出かけはどこまでも自由なのです◎
ちなみにですがこちらの本、暗やみ本屋ハックツ・現代表の推薦本です。「10代の選択肢や視点が広がる偶然のきっかけを届けたい」という代表、そしてハックツメンバーの思いが詰まった本のような気がします。
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明日も、本のタイトルとみなさまの想いをセットで届けさせていただきます〜🙃
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