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【いま、あなたに届けたい1冊。】No.15「ハイツひなげし」
【いま、あなたに届けたい1冊。】No.15「ハイツひなげし」
10代へ、こんな時期だからこそ届けたい本を、メッセージと共にオンラインで募集しました。
こんばんは、スタッフのはしもとです!
引きこもってぼんやりしてたら、いつの間にかみんな半袖でびっくりしました。服選びってむずかしいですね!
さてさて、本日ご紹介する本はこちら!
No15.「ハイツひなげし」
〜推薦者からのメッセージ〜
弱さは、敵ではなく本当は大切な味方であること。
みんなの悩みにそっと寄り添ってくれる優しさがこの本にはあります。
小説なので、物語としての面白さもピカイチですよ!
書店員・36歳
みなさんから頂く推薦本のコメントの長さは、人によってばらばら。その中で今回紹介する本のコメントはわずか3文です。だけどそこには、この方のぎゅぎゅっと詰まった本への愛を感じます。この本を伝えたくて選んだ言葉、ううう、嬉しいですね。
毎日をせっせと過ごしていく中で、どう立ち向かえばいいか分からない壁と向き合ったとき、土壇場に追い詰められてくじけそうなとき、自分の弱さに気付いて、悲しくて、そんなもの無かったらいいのに、ということを誰しも思ったことがあるんじゃないでしょうか。
そんなときに、すぐ立ち向かおうと重い腰をぐいっと持ち上げたり、えいっと足を踏み出したり、、、できたらいいのだけど、そんなにうまく動けなくって、布団にくるまりたくなることだって、あると思う。もっと強ければ、と思うけど、そうじゃない自分に、あーあ、とため息が出たり。
だけどこの方のコメントによると、弱さは「大切な味方」で、悩みを取り除くのでも和らげるのでもなく「そっと寄り添ってくれる優しさ」がこの本にはあるといいます。
ううっと弱っているときに、どうしたらいいのか悩んでいるときに、ぽんぽんっと肩をたたいてくれたり、そっと寄り添ってくれる人が、本や音楽がいたから、すこしずつ明日も頑張る力になってきた気がします。
そしていつか誰かにも、そんな風にできたらいいな。
日常のつもる弱さにも、寄り添うやさしさってきっとあるはず。
弱さや悩みとの付き合い方を、コメントから改めて考えたくなりました。
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明日も、本のタイトルとみなさまの想いをセットで届けさせていただきます〜!
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