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【いま、あなたに届けたい1冊】No.32「メメント・モーリ」

【いま、あなたに届けたい1冊。】
10代へ、こんな時期だからこそ届けたい本を、メッセージと共にオンラインで募集しました!

推薦された本は協力書店さんにて販売させていただいております📚(ブックスタマ武蔵小山店、ブックスタマ東大和店)推薦された本は協力書店さんで販売いただいております📚(ブックスタマ武蔵小山店ブックスタマ東大和店

こんばんは、スタッフのさかいです!

あめ、あめ、あめ・・・。梅雨っぽくなってきましたね。

中高時代の梅雨の思い出といえば、昼間なのに蛍光灯で照らされてちょっといつもと違う感じにうつる教室、雨で流れてきれいになった校庭。初夏の雨の温みみたいなものを感じる余裕もあったな。
皆さんの梅雨時の印象的な風景は何ですか・・・

とまぁ前置きはこのくらいにしておいて

本日ご紹介する寄贈本はこちら!

No.31「メメント・モーリ」

~推薦者メッセージ~
私が10代に読んだ本で、一番印象深い本。 小学校の図書館で見つけて、年に一度くらい借りてた本。 実はもうあまり覚えて無くて、あらすじを読んでもピンとこないのだけど、本のタイトルと表紙だけが鮮明に記憶にあります。 覚えてない本を勧めるのもおかしな話ですが、小学生の私に新しい視点をくれた大切な本でした。 ひとはそのうち死ぬんだから、好きな事して生きたら良いよ。そんなメッセージだけ、いまも私の中に残ってます。(年月で記憶が歪んでたらごめんなさい。それも偶然の出会いというもので、許してください) 小学生や中学生の世界はとくに限られていて、もしどこか窮屈だと思うなら。きっと勇気を貰えると思います。

ありさ(会社員 29歳)

”死ぬんだから、好きな事して生きたら良いよ。そんなメッセージだけ、いまも私の中に残ってます”ってほんとそうだよな~と思う。

自分は就活にこけた時に、思わず「死・・・・」みたいなものが頭を強力によぎったが、あんなものに食われるときに「これやりたかった」「これが好きだったが残るのは結構きつそう。そもそもそんな簡単に食われちゃいけないんだけど。

好きなことっていうと、「これが好き」という積極的なものと思うかもしれないけど、「特にこだわりはないけどこれができなくなったらやだな、無理」という、そんなに積極的じゃない好きもあっていいと思うな。
「どじょうが好き」とか「漫画家になりたい」とかの積極的な好きは学生時代からいろいろ思ってて、だけどそれはしばしば変わっていっていた(変わってもいいと思う)けど、それとは別に「マイペースに自分で考えて行動できないのはやだ」っぽいなというのは、学生時代にだんだんわかってきて、それは今まで全然変わってない。

今は幸いにして「マイペースに自分で考えて行動できる」ことが多い環境にいるのでまぁまぁやれている。

昔はクラスの中のなんとなくある無根拠で理由のない空気感に従うのも嫌だったし、拒否してたらつぶされかけたし、誰かを餌食にするまで暴走するゆがんだ承認欲求とかうろうろしてたりして窮屈だった。

そしてそんな中にいたもんだから、自分の中のそこら中に「きらい」「無理」が転がっていて結構きつかった。でもそういう中で、「マイペースに自分で考えて行動できないのはやだ」というものも見つけることができた。

「きらい」「無理」がだらけでも、そんな責めたり悩んだりする必要なかったんだなと今は思う。そういうもののすきまから「好き」や「そんな嫌いじゃないこと」が出てくることもあるみたい。


好きの形も見つけ方もいろいろあると思うけど、自分の「好き」をもっと大事にしたいな、と思っている方は読んでみてはいかがでしょうか。

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引き続き、本のタイトルとみなさまの想いをセットで届けさせていただきます〜!

※推薦本の販売にご協力いただける書店さんはまだまだ募集中です!メールまたはDMでお気軽にご連絡ください◎

<お問い合わせ先>
◆gmail:hakkutsu.kamisyakujii@gmail.com
◆Twitter:@hakkutsu_tokyo
https://twitter.com/hakkutsu_tokyo

<暗やみ本屋ハックツとは?>
暗やみ本屋ハックツは、大人の方から寄贈いただいた本だけが並ぶ、10代限定の古本屋です。多いときでは約80冊が店内に並び、営業日によって本は入れ替わります。店内は「暗やみ本屋」の名の通り、真っ暗やみ。若者たちは洞窟のなかで宝探しをするかのように、懐中電灯を片手に本を探します。それぞれの本には大人からのメッセージつき。若者たちはメッセージを読みながら本を手にとり、自分が欲しい本を選びます。寄贈された本がハックツされる(若者の手に渡る)と、スタッフより「ハックツされました!」メールが届きます。ハックツで出会う本や、地域の大人との出会は、若者たちの人生の選択肢を広げるきっかけになると信じて活動を続けています。