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Webデザイナーを目指す方へ:IT特化型の就労移行支援事業所の選び方ガイド

はじめに

障害や病気を抱えながらWebデザインスキルを身につけたいと考えている方へ、就労移行支援事業所の選び方をご紹介します。

実際に私が経験したことを元に、どのような点に注目すれば良いかを解説します。

以前の記事で「就労移行支援とは何か?」や「就労移行支援事業所でWebデザインスキルを身につけるメリット」などを紹介しましたので、そちらもご覧ください。

1. カリキュラムと講師の質を確認

Webデザイナーになるためには、実践的なスキルを身につけることが大切です。

そのため、事業所が提供するカリキュラムがどれだけ充実しているかを確認しましょう。

また、デザインやコーディングのベテラン講師がいるかどうかも重要なポイントです。

講師が現場での経験を持っていると、より具体的なアドバイスを受けることができます。


2. オンデマンド or マンツーマン指導:自分に合った学習環境を選ぼう

以前通っていた事業所では、オンデマンド形式の講義を受けていました。

この形式は、いつでも自分のペースで学べるという利点がありますが、疑問が生じた時にすぐに質問できないというデメリットもあります。

特に、障害や病気がある場合、わからないことがそのままになり、不安に繋がることもあります。

現在通っている事業所では、マンツーマン形式での指導を受けています。

対面で直接質問できるため、疑問点をその場で解消でき、安心して学習を進めることができました。

その結果、スキルの向上も以前より早く感じています。

障害や病気を抱えている方には、このように対面でのサポートがしっかりしている環境の方が、より安心して学びを深められると感じます。

3. 見学や体験で事業所をチェック

事業所によって提供されるプログラムやサポートは異なるため、まずは見学や体験を行うことが大切です。

スタッフが親身に対応してくれるか、プログラムが自分のスキルアップに役立つかを実際に確認してみましょう。

事業所を選ぶ際には、直感的に「ここなら安心して学べる」と感じる場所を選ぶことがポイントです。

4. 広告に惑わされず、実際の内容を確認する

「Webデザインが学べる!」と大々的に広告している事業所でも、実際には期待通りの内容が提供されない場合があります。

見学や体験の際には、カリキュラムの具体的な内容や、どのようなスキルが身につくのかをしっかり確認しましょう。

事業所が掲げるスローガンだけで判断せず、実際のプログラム内容に納得できるかどうかが重要です。

5. 卒業生の進路や実績をチェック

事業所選びの際には、卒業生の進路や実績も参考にしましょう。

どのような企業に就職しているか、どの程度のスキルが身についているのかを事業所に問い合わせたり、公開されているデータを確認したりすることで、信頼性のある事業所を選ぶことができます。

6. 就労移行支援事業所を通じて得たもの

私自身、通所を続けることで体力がつき、生活リズムが整い、Webデザインのスキルが飛躍的に向上しました。

何より、就労に対して自信を持つことができるようになりました。
自分に合った事業所を選ぶことがいかに大切かを実感しています。

おわりに

IT特化型の就労移行支援事業所の選び方について、私の経験を元に紹介しました。
この記事が、Webデザイナーを目指す方の参考になれば幸いです。
自分に合った事業所を見つけ、スキルを磨きながら、一歩ずつ夢に向かって進んでください。

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