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映画『感染列島』と、私の思う『思いやり』について
『感染列島』
いまアマゾンプライムで無料で見ることができる邦画だ。感染症が東京から爆発的に広がる様子が描かれている。こんなご時世だからだろう、おすすめにも表示されていた。
新型コロナウイルス感染症を彷彿とさせられるので、悲しい思いをした人や、血が苦手な人は見ない方がいい。わたしも視覚記憶が強いため、脳裏に残ってしまった。
この映画では、医療現場の最前線を疑似体験させられる。
主人公に自分を重ね、絶望した。
現状と重なることが多く、次のことを理解した。
・医療崩壊が残酷な決断をせまる状況であること
・最悪な状況を防ぐための緊急事態宣言であったこと
・医療従事者が異常な精神状態で働く可能性のあること
見てから三日たったが、いまでも脳裏に残っている。
そんな折りで、今日こんな言葉を見付けた。
ヒトがさらに思いやりのある生き物に進化すると信じたい。
ある歌詞を書く人が言っていた。その人らしく、言葉を選んで書いたことが伝わってきた。
なるほど、治療ができないわたしができるのは、人に思いやりをもって接することだ。
こんな状況だけど、せめて頑張っている人が励まされ、辛い人が大事にされ、協力しあえる生き物に。
そこで、私の今思う思いやりを具体的に3つにまとめた。
①違う立場と理解し、辛さを想像すること
②必要な支援を聞き、施す策を練ること
③大事な人と交流を続け、ヘルプを見落とさないこと
(そうと決まったら、何人かに連絡を取らなくては。)
誰にでも業種にさえも当てはまるように言葉を選んだので、身近な人に当てはめて考えてみてほしい。できることが見付かるかも。
苦しかったが時間をかけて文章にしてみた。
映画を見たことには意味があった。
このnoteを見て、頷いてくれる人がいたり、映画を見ようかなと思ってくれたり、人知れず一人で悩んでいるどこかの人が救われるなんてことがあったら嬉しい。
できるだけ誰かを傷つけないよう考えて書いたつもりだが、心を悪くさせてしまったら本当に申し訳ない。
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