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【1/29開催】 死にゆく体験を通して「自分らしさ」を再発見するワークショップ

こんにちは、HAKKOです。

「HAKKO」とは、答えのない問いやテーマに対して、時間にとらわれることなくゆっくり向き合い、他者と関わり合いながら思考を育てることで、自分らしさを発見していく実験プロジェクトです。

今回、すべての人が必ず直面する「死」の疑似体験から、自身の「大切な存在」「大切なもの」「自然との向き合い方」「大切な活動」に気づき、今どう生きるかを考える対話型ワークショップを企画しました。


題して


死にゆく体験から「自分らしさ」を再発見するワークショップ


概要をお伝えすると、ある物語に沿って死を疑似的に体験することで、自分の大切なものや価値観が見えてくる、というもの。


ここで、少しだけ出典の話をさせてください。


こちら、もともとは死にゆく患者のケアに携わる立場でありながら、自らの死をあまり考えたことのないであろう医療従事者のために開発されたプログラムです。

アメリカの牧師さんが、患者の感じる喪失感や死の恐怖などをもっと理解してほしいと作成したもの。1986年に大学の学生に実施されて以降、アメリカの多くのホスピスがスタッフ教育に取り入れているそうです。

以下、これを日本で紹介した論文の抜粋です。

「死の体験旅行」(原題:Death Simulation Game)の原案は、聖ビンセント・ホスピスのディック・レンツ牧師によって作成され、その後1986年に初めてブルーミング大学の学生に対して実施された。現在では、アメリカの多くのホスピスがスタッフ教育に取り入れている。

「死の体験旅行」を通して参加者は、「死そのもの」と「死のプロセス」で患者が体験すると仮定される喪失感を疑似体験しながら、自らの死に対する個人的な体験、感情、嗜好、態度、価値観を見直すことができる。

体験型「生と死」の研修の勧め 岩井美詠子 ターミナルケア Vol.14 194-197 No.3 MAY 2004より


最近では、Webサービスの自己啓発コンテンツとして、もしくは住職さんなどが開催するワークショップとして、こちらのプログラムを用いている事例をみかけますが、このプログラムが生まれた経緯を知っていただくと、その意図や目的がより理解できるのではないでしょうか。


HAKKOとしては、このプログラムを受けることでこんな「いいこと」があったらいいなと考えています。

  • 死を疑似体験することで、自分の大切なものの輪郭がはっきりする

  • 自分の生活や人生、しあわせを見つめ直すきっかけになる

  • 死への考え方や価値観がアップデートされる

  • 参加者との対話を通して、自身の考えが拡張・発酵される

  • 「いいワークショップだったね」で終わるのではなく、ネクストアクションを考え他者と共有することで、より実生活に根ざしたアウトプットができる


以下、イベントの詳細です。


開催概要

日時:1月29日(土)10:00~12:30
開催場所:Zoom(オンライン)
募集人数:最大9名(+3名のファシリテーターが参加します)
参加費用:1,000円(この記事の有料部分に申し込みフォームがあります)
持ち物:ハンカチ、ティッシュ、ペン、付箋(4色×5枚 計20枚)、素直な心、何事も受け止める姿勢

※付箋は用意できなければ1種類でもいいですし、メモやノートを手のひらサイズに切って準備しておいてもらえるとベターです。

プログラム構成(130分)

【5分】イントロダクション(イベントの説明)
【10分】自己紹介
【10分】ワークショップの説明
【30分】疑似体験タイム
【10分】休憩
【60分】自分らしさを考える対話タイム
【5分】クロージング


光が強く当たるほど、その影はどんどん大きくなっていきます。 いわゆる「成功者」がいい死に方をしているかといえば、必ずしもそうではないですよね。一方で、社会的弱者と呼ばれる人たちが、実にいい最期を迎えている事例もあります。

このご時世に、こんなこと考えるなんて気が滅入っちゃう…と思わずに、自分からあえて「おわり」と対峙する機会を設けてみてはいかがでしょうか?


以下、有料部分に申し込みフォームがあります
※一度決済いただいた場合、いかなる理由があっても返金には応じません。
 ご了承ください。


みなさんのご参加、お待ちしています。


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