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【もう一度読みたい】『20代で得た知見』看護学生の読書記録
こんにちは、ゆかです。
私は今週、前に読んだ本を再読することにハマっています。
この本はまた違った感じ方があったので、ご紹介したいと思います。
この『20代で得た知見』というFさんが書かれた本は他の啓発本やノウハウ本と全く違う空気感だな。
と最初は違和感から入ったのを、今でも覚えています。
20代でやるべきこと
などが書かれた本は他にも多くありますが、
それらの本は見出しが太字で端的で
それを読めば
このページでは何を伝えたいかがパッとわかるものが多いと思います。
ですが、この『20代で得た知見』という本は違いました。
ノウハウではない。
一言でバンっと書かれているわけではない。
パッと見では何が言いたいのかわかりませんが、
読んでいくと
その経験、感情、思考と共に、そうなのか、、と気づきがあります。
著者の生々しい経験と、ありのままの心情で
日記やエッセイのように、20代の日常の断片が
赤裸々に語られているように感じました。
この本は、
何か年上の方から静かなバーで人生のアドバイスをもらっているかのような
そんな雰囲気に感じます。
この本を読んでいるうちに、一つ一つの気づきや心が動いた出来事、もらった言葉、人とのかかわり
日常の些細なこと、通常なら流してそのまま消えてしまいそうな欠片が
愛おしく、大切にしたいと、
書き留めておかないといけないな
と思わされます。
全て自分の人生であり、ストーリーである。
朝、kindleでこの本を読んでいたら
その独特な世界観に浸ってしまいました。
この本の中に
「絶望するな、しかし生き急げ」
という文があります。
このワードが自分のどこかに引っかかっていて
日々過ごしている中でも心の片隅に、しまわれていました。
ふと、
それはこの本に書いてあったことだったな
と思い出したことをきっかけに
この本をもう一度読んでみました。
20代はとても短い
そんな気がして、でも多分本当にそうで、
1年1年、1日1日をどれだけ有意義に過ごせるか、
どれだけの経験ができるか
やりたい気持ちはあっても、行動しなければないのと同じ。
アウトプットが全てだな
と感じます。
本書では、
インプットとは
自分の心を動かしたものであり
アウトプットは
誰かの心を動かしたもの
と書かれています。
心が動いた言葉、経験、本、動画
などは書き留め、
それを今度は人に伝えようとアウトプットする。
この循環ができれば、もっと人生が深まるのではないかなと感じます。
今しかできないことが多いからこそ
気持ちが変わる前にすぐにやること。
消えないうちに書き残しておくこと。
些細なことでも大切に自分の一部としたい。
と感じる本です。
20代の方も、そうでない人も
ぜひ読んでみてください。
kindleで買えば1200円ほどで読めます。