Look Up を学ぼう！Sexy Lovers！
新曲『夏のハイドレンジア』のリリースが目前に迫ってきている。
リリースされたら何をやったら良いのか様々な情報が飛び交っていて混乱している人も多いのではないだろうか。
そこで、よく耳にする”ビルボ”や"Look Up"についてご存知の方もよく知らないよという方も私と一緒に今一度復習してみよう。
このnoteは素人の私が人生で初めて書いたnoteであるため間違っているところもあるかもしれない。
その時は、優しく教えていただけると大変有り難い。
Billboard（ビルボード）とは
米国の芸能メディアのブランド。
音楽業界誌『ビルボード』を出版し、世界的にも有名なアメリカの音楽ヒットチャートBillboard Hot 100、Billboard 200を発表している。
日本版は、Billboard JAPAN（ビルボード・ジャパン）となる。
ビルボード（以下ビルボと省略）の重要な点は、CDの売上枚数のみでチャートを作成するオリコンチャートとは異なり多様な音楽の視聴スタイルを反映した複合チャートが特徴だということである。
ランキングに反映される要素は以下の通りである。
< Billboard Japan Hot 100 >
・CDセールス数
・ダウンロード数
・ストリーミング再生回数
・全国のAM/FMラジオ放送回数
・CDDBへのアクセス数により推定されるCDの稼働回数(Look Up数)
・歌手名＆曲名を両方ツイートした回数
・国内における動画再生回数
・カラオケでの歌唱回数
このチャートは基本的には毎週月曜日0時0分～日曜日23時59分まで集計され、毎週水曜日14時前後に発表される。
例えば、世界的人気韓国グループのBTSの新シングル『Butter』は米ビルボード『HOT100』にて７週連続１位という偉業を達成している。(7/17時点)
米ビルボード1位というのは全世界に認められた証なのである。
ここで、ビルボってジャニーズがリリースすれば基本的に１位を取れるんじゃないの？と思う人が多いと思うが、その通りである。
しかし、例外もありSexyZoneは19枚目シングル『NOT FOUND』においてビルボ首位を逃してしまっている。
（billbord chart insight 2020/11より）
『NOT FOUND』は初週25万枚を売り上げSexyZoneの中でも歴代4位の売上枚数を記録した作品である。それなのになぜビルボ１位を逃してしまったのだろうか？それには現代の音楽流通の変化による影響が関係している。
スマホの普及後、サブスクリプションが主流となり多くの人々の音楽を聴く手段は音楽配信アプリによるDLやYouTubeなどのストリーミング再生に変化し、CDは以前よりも売れなくなっている。サブスク解禁されていないジャニーズグループにおいてはDLやストリーミング再生は数にカウントされないため、それ以外の要素において大きな数字を作りださなければいけないのである。
つまり先程の中からSexyZoneに適用されるのは以下である。
・CDセールス数
・全国のAM/FMラジオ放送回数
・CDDBへのアクセス数により推定されるCDの稼働回数(Look Up数)
・歌手名＆曲名を両方ツイートした回数
・国内における動画再生回数
・カラオケでの歌唱回数
そして先述したとおり、『NOT FOUND』の反省もありセクラバはより一層ビルボカウントを大切に考えている。
ジャニーズは他アーティストに比べて戦えるフィールドは少ない。しかし、そんなことで凹むセクラバではないだろう。
むしろ逆境こそ燃えるぞというセクラバも多いのではないだろうかとわたしは思う。ピンチはチャンスである(？)
最初の方のビルボの説明において、"オリコンとは異なり"と記載したが 、
オリコンカウントは
・CDの売上枚数
・デジタルダウンロードのDL数
・ストリーミングの再生数
から合算され、ラジオ放送回数やCDDBへのアクセス数(ルックアップ)、MV再生回数、ツイート数が含まれていない。
▶︎オリコン合算ランキングの集計方法について
▶︎SexyZone歴代シングルオリコンランキング
SexyZoneシングル歴代セールス1位〜3位
このオリコンには含まれない項目は、ビルボがオリジナルで必要としてカウントしているものである。
『Hot100は“ランキング”ではなく、“チャート”である』
1週間や1日、または1年で区切った結果を示す“ランキング”ではなく、楽曲が推移する過去と現在と未来を映し出す“チャート”を作り出しているということ。
(Do you believe in JPAN Hot 100?より)
ビルボードは、ただのランキングではなくCDの売り上げ枚数だけではない現代の音楽傾向やSNSも含めた本当のヒットチャートを追求を目的としている。
音楽流通手段の著しい変化により、具体的な割合は明示されていないがここ最近のビルボは各部門の占める比重が変化してきている。
そこで、比重が増えた１つであるLook Upについて着目したい。
Look Upとは
Look Up(ルックアップ)=CDDBへのアクセス数
CDDB
Compact Disc DataBase の略であり、アルバム名、アーティスト名、曲名など様々な情報が格納するデータベースのことである。
皆さんもPCにCDを読み込むと自動で曲名などの情報が取得されるのではないだろうか。それはCDDBにアクセスすることで行われている。
そして読み込んだ時によくよく画面を見てみて欲しい。どこかに『Gracenote』の表示がないだろうか。
『Gracenote』はCDDBを運営する企業のことであり、世界最大の音楽ビッグメタデータ・カンパニーである。
ビルボにおけるルックアップとはこの『Gracenoteメディアデータベース』にアクセスした回数のことを指している。
これは元々、日本特有のCDレンタル文化も反映するために採用された指標だと言われている。
日本においてはCDを多く売るために握手券や応募券、様々な購入特典が付属する場合がある。
これは1人の購入者に沢山のCDを買うことを喚起させる手段としてポピュラーに用いられている。
そのため1人で数百枚購入することは決して珍しいものではない。
しかしビルボでは純粋に、どれだけ沢山の人がそのCDを購入し聴いたかを計測している。
同じ形態のCDを１つの機器で何枚読み込んでもカウントは1回である。つまり100枚買っても1回しか読み込まなければルックアップは1回ということになる。
これが近年増加している、売上枚数が多いのにビルボチャートでは奮わないアーティストがいる理由の１つとなっている。
そのため、SexyLovers達には購入したら必ず全形態を１つずつルックアップしていただきたいのである。
Look Upって具体的にどうしたらいいの？
〜ルックアップのやり方〜
⑴CDを読み込めるレコーダー等にセットしよう。
⑵CDを読み込もう
⑶CDの情報が取得できたら完了だ。(可能であればその時”Gracenote”の表示を確認しよう。)
ルックアップにおける注意点
実はいくつか注意してほしいことがある。
そして一緒にみんなの疑問点も解決できたら嬉しい。
①アクセス先は『Gracenoteメディアデータベース』でなければいけない。
他にもCDDBを運営する企業は存在するようだが、『Gracenote』でなければいけない。
基本的には、CDを読み込むと特別な操作がなくても『Gracenote』にアクセスするアプリケーションがほとんどであるので特に問題はいらない。
しかし”windouws Media Player”はallmusic経由のためビルボには反映されない。このアプリケーションを使用してる方は他のアプリケーションをインストールしていただきたい。
代表的な”Gracenote”を経由する主な音楽ソフト
・iTunes
・Music center for PC
・au Music Port
・Media go
②ルックアップは形態別に１回ずつ。
例えば『夏のハイドレンジア』は三形態販売される。
これは全てCDタイトルも異なり収録曲も異なり、れっきとした違うCDである。
そのため三形態全てルックアップとしてカウントされ、3回ルックアップしたことになる。
※私は前回この事実を知らなく複数購入したCDを全て読み込んだため地獄のような作業だった……
③初週のルックアップは初週のビルボチャートに反映される。
手元に来たら初週のうちにルックアップして欲しい。長い目で見るとルックアップもずっとカウントされていくが初週のうちにすると初週のチャートに生かすことができ首位獲得の助けになる。それと後でやろうと思っても忘れてしまうことがあるため、すぐに行うのが良いだろう。
④アプリケーションや機器が変わると異なるルックアップとしてカウントできる。
もしPCの他にレコーダーやカーナビがあるのならそちらでも読み込んでみて欲しい。（目安はCD情報が取得できるかどうか）後、同じPCでも読み取るアプリケーションが変わると更に一回とカウントできる説もあるので是非時間がある方は試してみて欲しい！
また、一人暮らしや学生さんでもPCなしで簡単にルックアップ出来てスマホに読み込めるようなレコーダーをいくつか紹介する。
▽スマホ用CDレコーダー『CDレコ』
▽BUFFALO CD レコーダー
▽TSUTAYA書店『T Air』
これは私の1番のオススメだ。
CDをレンタルするようにこのレコーダーもレンタルすることができる。
実施していない店舗もあるようなので注意が必要だが、大体2泊3日300円、7泊8日500円ほどでお得である。
私はCDを受け取る際に一緒にレンタルし、一度返却しまた新しいものを借りてきたりもする。(そうすると２回分カウントできる)一度使ってみると意外に簡単なのでぜひとも使ってみていただきたい。
最後に、
CDを買うときは是非オリコン加盟店で購入しよう！一石二鳥である。
オリコン加盟店については以下のURLを参考にして欲しい。
▶︎オリコン加盟店
拙い文章を最後まで読んでいただけて大変感謝する。
リリースまでに出したかったのでお世辞にも良いnoteとは言えないが、リリースを応援したいと思うSexy Lovers達の力に少しでもなれたら嬉しい。
わたしは何故か何の根拠もないが、自分の応援する彼らが彼ららしく頂点に立つ日も遠くないと信じて疑わない。
そのためにできることを皆んなで協力してやっていきたいというのがこのnoteに込められたわたしの想いである。
この夏、きっと満開のハイドレンジアが咲くはずだ。
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