#Nサロンプレゼン部【第15回得意分野は多岐にわたって】
今年も残すところあっという間の半分である。
いい加減に就労したい今日このごろだが、プレゼン部はいつも通り和気あいあいと、楽しい時間であった。
この場があって本当に良かったと思わずにはいられない。
それではレポートに入ろう。
15回目のメニュー
①たましろさん 「破壊される言語」
②はるおさん 「おしゃれ?なにそれ美味しいの?」
③タナさん 「最近の食レポ」
④けんしんさん 「チバニアンと地質年代」
⑤あたし 「織田信長」
・おおつかさん 聴き上手・褒め上手さん
①たましろさん 「破壊される言語」
圧巻の一言であった。
言葉にまつわるあれこれを、日々欠かさず更新しているからこそできる、たましろさん圧巻のプレゼンであった。
日本の漢字はすでに破壊されている
と言われたら、どれほどの実感が持てるだろうか。
例えば書類選考の選考という漢字がある。
だが、選考はもともと銓衡と書くのが正しい。
それでは、なぜこうも異なる漢字になってしまったのか?
それは、戦後日本政府によって意図的に漢字を減らされたからである。
かつてお笑い半分でこんなツイートをしたことがあるのだが、こうなった真相は全く笑えないことがたましろさんのプレゼンで理解できた。
1948年に執筆されたディストピア小説『1984年』の一部を朗読され、言語を失うこととは自国の歴史にアクセスできなくなることと同義であり、歴史にアクセスできなくなった国は文化を滅ぼすと結ぶ内容。
たましろさんの言語に関するプレゼンをもっと多くの人に、見て知って考えてもらいたいと思わずにはいられなかった。
たましろさんの集大成の一つと言えるだろう。
②はるおさん 「おしゃれ?なにそれ美味しいの?」
前回素晴らしいFREITAG(スイス発のバッグブランド)プレゼンでデビューしたはるおさん。
今回もファッションに関連するプレゼンであった。
おしゃれとはなにか?
と考えることがあったそうで、
という仮説を立てられた。
なぜか。
HYSTERIC GLAMOURというハイセンスなブランドがあるのだが、はるおさん曰く、「かっこいいブランドなのに、ロゴ名を見たら笑いが止まらなくなってしまった」事があるという。
なぜか。
こちらの私服がハイセンスな、お笑い芸人長谷川さん(ティーアップツッコミ担当)がヒステリックグラマーを着こなす様の実況が面白いのだ。
はたから見たら、シュッとした足の細い男性がデニムを着こなしているだけなのに!
確かにこの実況が脳裏をよぎったら、笑ってしまうかもしれない。
また、コムデ・ギャルソンのネコちゃんのような目のついたハートも見覚えがあるロゴだが、これを着ていたはるおさんは、
・目が合うと気まずい
・見られている気がする
などと言われた悲しい過去を背負われているそうだ。
ハイセンスブランドのはずなのに、いったいなぜ…
曰く、
おしゃれと思う気持ちと、食べ物の美味しいという
感覚は似ている
たしかに今から食べるピザを美味しいかどうか判断基準は、過去食べたピザとの比較の上で成り立っている。
おしゃれでも、過去おしゃれだと思った人のおしゃれが判断基準となり、それに基づき各人のおしゃれ感がやしなわれるのだろう、と。
そしてこう締めていた。
やっぱり面白いわ~はるおさん。
また是非ともご参加いただきプレゼンを披露していただきたい。
③タナさん 「最近の食レポ」
もともと聴き上手・褒め上手さんのご参加の予定のタナさんだったが、「最近の食レポできませんか?」と尋ねたら、即答で「できます」と返ってきたのでやっていただいた。
そしたら初っ端から取り出したのが、
最近取り入れたという、
いきなりすげえ変化球投げてきたぞ。
で、効果の程を聞いたところ、「これを飲んで以来、風邪はひいていない」という頼もしいお答えが。
だって、風邪を引かない、体調を崩さないことが健康の証だからね!
何よりである。
また、
巷で話題の昆虫食にトライされていたり、(曰くめっちゃ低カロリーなおせんべい)。
このお店のあっさり系塩味が美味しくタナログ評価で星4.7を叩き出したりと、さすがの食レポである。
やっぱり才能ありますな、タナさん。
④けんしんさん 「チバニアンと地質年代」
今回はご自身の学術内容についてプレゼンされたけんしんさん。
チバニアン。
聞いたことがなかったが、チバニアンのチバは千葉県のチバで正しい。
しかもチバニアンは世紀の大発見であったそうで、
地球はN極とS極の地磁気が逆転するらしく、その最後の逆転期だった証拠が明確に残っていたそうだ。
この名誉ある時期が千葉県で発見され、チバニアンと命名されたことは大変な栄誉なことである。
また、うん百年前には南極がなかった時代があったそうで、南極を作り出す南極寒流という海の流れが要になるという話も初めて知った。
100万年前はつい最近のことだというのも地質学あるあるだそうだ。
そりゃそうやんなぁ。
⑤あたし 「織田信長」
さて。あたしは久しぶりに歴史でプレゼンした。
現状大河どらまでは麒麟が来ないけれども、明智光秀のご主君織田信長。
彼はどれだけの回数、「裏切られた」かご存知だろうか?
主だったものでなんと7回。
その最後が、かの有名な本能寺の変である。
ではいったいなぜそこまで裏切られてしまうのだろうか?
主にこの三点に集約されるのだ。
そして自分が裏切られていない信長は裏切られるたびにこう言うのだ。
と。
プレゼン後のまったり
この度も聴き上手・褒め上手の名手おおつかさんには的確な合いの手を入れていただいた。
プレゼン後は圧巻のたましろさんの言語の話でしばらく盛り上がり、各々の次のプレゼンについても話した。
まいど変わらず、本当に良い時間であった。
第16回は7/11(土)13時からオンラインにて!
次回もノンジャンルでプレゼンします。
プレゼン部にご興味を持たれた方は、私のTwitterにDMをいただければ、詳細を大喜びでご案内します!
この度もご参加いただきありがとうございました!
次回もどうぞよろしくお願いします。