灯里愛夏劇場らしき何かをつくろう
はじめに
やっぴ〜❤️🔥
突然ですが私は今、夜行バスの車内にいます。暇です。19時半頃に出発して明朝9時20分頃到着予定だそうで、実に約14時間もの拘束。暇です。
これは帰りのバスなので、行きもこれぐらい乗っていました。暇でした。
暇な人間は様々なことをします。例えばそう、
捏造灯里愛夏劇場の自作、とか。
(朝のビジホといいつつ半分はバスで作りました)
本題に入るのが遅くなりました。
このnoteは、暇な人間が灯里愛夏劇場らしきものを作ったときの記録であり、そんなに暇ではない人間でも劇場らしきものが作れるように残したメモです。
FAQ
灯里愛夏って?
灯里愛夏さんは、876プロ所属・プロジェクトヴイアライヴ(通称ヴイアラ)のライバーアイドルです。
どんな方なのかというのは、ぜひ公式の紹介動画をご覧ください。2分ほどです。
灯里愛夏劇場って?
灯里愛夏劇場は、愛夏さんが配信の中で冒頭によくやる寸劇導入パートです。これも公式で総集編動画が上がっているのでご覧ください。46分ほどです。
なんで作るの?
わかりません。
いや、こう、なんでしょう。
私、福田のり子さんの『マイペース⭐︎マイウェイ』って曲がすごく好きなんですけど。
この曲のラスサビ、
ってところが特に好きなんです。
わたしだってわかんない!けど楽しそうだからいいんじゃない?みたいな。気持ちです。のり子に根拠を押し付けるな。
必要なもの
①機材
スマホ一台あればいけると思います。
いわゆる格安のやつはちょっとわかりませんが、私の数年前に買ったiPhoneSEでは全然問題なくいけました。
参入ハードルの低さも捏造劇場の魅力ですね!
②環境
完成した動画のアップロードが可能な程度の通信環境、それから気兼ねなく録音ができる程度の静音環境は必要になるかと思います。
ただまあ、別にガチガチの防音室が必要になるわけでもないのと、現代では合成音声などもあるので、ここも特に構える必要はありません。たぶん。
③こころ
これが1番大事だと思います。
割と簡単に作れるものの地味に作業量はあるので、捏造劇場を作るぞというマインドで走り抜けることが大事。後ろを振り返ってはいけません。
作るまでの流れ
①台本を書く
これが1番難しいかも。
でもほんとに、なんでもいいと思うんですよね。先述の私みたいなvlogもどきでも、
1on1レポの捏造でも、なんでも。
作るぞというマインドをセットできている方なら、きっと何かが思い浮かぶのではないかと思います。きっとね。
②素材の用意(画)
台本が書けたら、そこに必要な画を考えます。「○○劇場」とか「続く」とか、野球を見てる画がほしいなーとか。
それらを、つくります。
今急にハードルが上がったな!?と思った方もいるかもしれませんが、別にそんなことはありません。
何の経験もなくいきなりうまい絵を描けと言われても無理ですが、なんか絵を描くだけならいけるはずです。紙とペンさえあればいい。
今回その紙とペンを担ってもらったのは、私の場合はアイビスペイントです。
絵を描けるフリーソフト(たまに広告は出る)で、コラ画像を作るときなんかも便利。
「マイギャラリー」から左下の+ボタン(新規作成)を押し、
キャンバスの大きさを9:16にして始めるとあとの編集が楽です。
デフォルトだと縦長なので、二本指でタップして90°回転させ、その状態で「マイギャラリーに戻る」と横長のキャンバスになります。もっといいやり方もあるかもしれません。
で、あとは描きます。必要な画がひとつできるたびに保存しましょう。その度にキャンバスを作り直すのも面倒なので。
でも俺絵なんて描けないし……と思ったあなた。
下手でもいい、未経験でもいい。さっきも言いましたね、大事なのは心です。灯里愛夏劇場を作るんだという気持ちです。
振り向くな、振り向くな、後ろには夢がない——というやつです。
いやまあ前にも夢はないかもしれませんが、とにかく走るのです。
たぶん灯里愛夏さん自身もそんな感じで走っています!アイドルの背中を追いかけよう!
③素材の用意(音)
これも地味にやっかいかもしれない。
私の場合、台本の一区切りごとにボイスメモに録音しました。
iPhoneのボイスメモならまず「新規録音○○」というファイル名になるかと思いますが、適宜名前を変えた方が編集の際にわかりやすいです。
上記の私の場合だと「灯され隊劇場」とかセリフの名前になってますが、ファイル名の頭に通し番号を入れた方がいいかもしれません。実際それで一個飛ばしてタイムロスしたので…。
え、自分の声を録るの?それをネットに流すの?と思ったあなた。
あなたは正しい。こればかりは心でどうにもならない問題です。どうぞ振り向いてください。
さっき参照に貼ったもかみぃさんはずっと配信やってる方ですし、私も恥ずかしくて地声でない感じに喋っています。
リテラシー的な壁と、恥の壁。それを越えるか、穴を開けるか、抜け道を探すか——。いろんな方法があります。
お酒の力に頼ったっていい。なお、私はこの旅行の中で今に至るまで一滴のアルコールも摂取していません。酒の過ちであってほしかった。
技術的な部分でいうと、後述するiMovieは音声のトリミングがなんか難しいので「録音ボタンを押したらすぐ喋りだし、喋り終わったらすぐ止める」のがよいと思います。
④動画にする
これも面倒っちゃ面倒ですが、今回はじめてちゃんとiMovieを触った私でもいけたので多分いけます。
先ほども少し触れましたが、使用したのはiPhoneのデフォルト動画編集ソフト・iMovieです。
画像のようにタイムライン上に素材を並べていきます。
「+」のマークを押して新規素材を挿入します。その際、画像はすぐに読み込めるのですが、ボイスメモを直接参照できません。
一度「ファイル」に保存して、それをiMovieから呼び出します。画像がわかりにくいかも。
画像素材をタップすると時間軸の長さがいじれるので、対応した音の素材に合わせて伸ばしたり縮めたりします。
画像の入り、前をいじるときは開始位置を。
その下の右側への矢印をタップすると終了位置を変えられます。デフォルトだと開始位置で、かつ縦画面だと終了位置に指が届かないのでこう操作する必要があります。わかりにくい。
またその下の「Ken Burnsオン」がまた厄介で、これが入っているとなんか画像がおしゃれに動きやがります。こればっかりは説明が難しい。動くんです。一枚の静止画に対して左下から右上にカメラが動いていくというか。つまり端っこがカットされてしまうということで、表現したい画が出せません。タップしてオフにしましょう。
しかしこいつをオフにすると先述の開始位置設定のコマンドも消えてしまうので、長さの調節が済んでから最後にやるのがいいと思います。うーむ、難しい。
劇場は元のフォーマットがしっかりしているのでこれぐらいできればあとはなんとかなると思います。
さっき上げた私のやつだと適当に口ずさんだ曲がBGMに入っていますが、本家灯里愛夏劇場のBGMも確かフリー音源だったと思う(要出典)ので、きっとなんとかなります。きっとね!
最後まで画と音を入れ込めたら、別にフェードとかの効果をかけることもないので、そのままダウンロードしてお好みでアップしましょう。
気をつけること
ここまで勢いで書き殴ってきましたが、留意すべきこととして、ヴイアラのファンメイドコンテンツポリシーに則り、他の誰かや愛夏を傷つけないようにというのはあります。
具体的には例えば、実際に愛夏が作ったものだという誤認を生まないようにすることが必要でしょう。
あとは…なんだろう。
当然、楽しいからやろ!だけですべてが肯定されるわけではないのですが、肯定できないすべてのことをここに書き連ねるのも難しく、まあ、楽しいからやろ!
おわりに
これを書いている現在の時刻は23時。夜行バスは先ほど消灯されました。
宇宙は今ごろ何かしら叫んでいるでしょうか(シンデュアリティ配信)。愛夏は寝ているでしょう。レトラはわからん。
私も暇な人間として、そろそろ寝ようと思います。きっと数時間後にバスで目覚め、このnoteを見てなんだこれはと思うのでしょう。
けど、いいんです。人生は振り返ればいつも「ああすればよかった」の連続。誰だってそうじゃない?だから探すんじゃない?
マイペース☆マイウェイをね!
締めまでのり子なんかい。