音ゲの「認識力」はヨーヨーにも関係するのか
(勝手に)恒例音ゲーから情報を拾ってヨーヨーに当ててみよう第二段。
今回は前回出てきた認識力ってワードで閃いた気がするので書いてみます。
前提
やってた音ゲはbeatmaniaIIDX(以下弐寺)
自分は皆伝取るまでに6年くらいかかってる
3y3sとかクロペンとかはハード取ってるけど冥易
弐寺における「認識力」とは?
特定の区間において、落ちてきたノーツを誤ることなく正しい形で認識できているかです。
この場合の特定の区間というのは、サドプラやハイスピに関わらず、ノーツが視認できる範囲内で、自分自身で見切るための上限と下限の位置です。
音ゲーやってない方は何言ってんだお前だと思いますので、車で例えます。
ある位置に立って、走ってくる車のナンバーを読む遊びしたことありますか?ありますよね?あるんですよ。(強制)
それにおいてサドプラとはここから見ていいよと幅を狭めること、そしてハイスピとは車の速度です。
右から車が流れてくるとして、顔の右側に手を当てられるっていうのがサドプラとでも言えばイメージつくかもですね。
なんでそんなサドプラなんていうのが必要なのさっていうのは省略します。
で、そんな状態でもナンバーを見ようと必死になる区間があると思います。ナンバーが見える瞬間から若干後までです。
それが今回の言う特定の区間です。
「認識力」ってどう鍛えるの?
これは音ゲーやってなくてもイメージに容易いと思います。
簡単な条件から慣らしていく他ないです。
弐寺においてはレベルを上げたり、瞬間密度の高い曲に挑戦していくことですね。また、様々なジャンルに触れることも大切です。弐寺でいうジャンルとなると、譜面傾向になると思います。同時押し、CN、皿、ソフラン、階段…などなど。
ここで誤ってはいけないのは、闇雲に高いレベルのものに挑戦すれば鍛えられるかというとそうではありません。
自分が認識し切れるかどうかのギリギリのラインに挑戦し続けることで初めて認識力は上がってきます。
「認識力」がない状態って?
弐寺に限らず音ゲをやったことある方は、自分がどこまで見えるのかある程度わかると思います。
例えば音ゲやったことない方とかは、「卑弥呼」や「冥」「mare nectaris」「Chrono Diver PENDULUMs」+「SPA」もしくは「beatmaniaIIDX 皆伝」でもYouTubeで検索してみてください。
は…?なんもわからんが?ってなると思います。
それはいわゆるヤムチャ目線、認識力が全く鍛えられていないから、全く見切ることができないという状態です。
その譜面ができる弐寺erは、基本的に覚えているのではなく、独自のサドプラ、ハイスピを調整して、独自の特定の範囲で見切って押し、曲クリアはもちろん、スコアを出したりフルコンを狙っています。
もちろん見切るだけでは押せないので、正確に見切ったうえで体を動かしているという点はご注意です。
これら2点などを含め、地力なんて言われます。
「認識力」をヨーヨーに落とす
ここまでで、認識力というものをご理解いただけたと思います。
これをヨーヨーに落とし込みます。
皆様ヨーヨーの大会動画をご覧になったことはございますでしょうか?
最近ですと、各地方大会が開催され、日本の本戦JNに出場できる選手を絞ったりしていますね。
(2024EJなどやっていましたね!)
ヨーヨーはじめたてで大会なんて見たことないよ!って人は、yoyovideoarchiveさんか、jyyf公式を見よう!
で、各選手の演目を見た私の率直な意見を述べます。
「何をやってんのかさっぱりわかりません」
音ゲでいうヤムチャ目線と同じですね。
要は自分は弐寺の認識力こそそれなりにあれど、ヨーヨーの認識力はまるでないわけです。
自分は認識力がないんだと思うと、ものすごく腑に落ちました…。
「認識力」を伸ばしていくために
弐寺から得た知見でいうと、以下の2点になります。
自分が認識し切れるかどうかのギリギリのラインに挑戦し続ける
そのラインのトリックに挑戦し続ける
様々なジャンルに触れる
結局うまくなる、できるようになる、見えるようになるためにはやるしかないんだなっていうのが拾えるところですね。
見えるためには体も動かせなくては理解力が深まりません。
ただ、「ギリギリのライン」というのは個人的には気づきになりました。
自分の場合はtrickLaboさんなどになるかもしれません。
(ちょっとずつ地道にやろ!音ゲ的に言うなら地力を上げていこ!)
おまけ
自分は殆どやってない期間が合計で1.5年ほどあれど、皆伝までたどり着くのに6年ほどかかっています。
かたや発狂皆伝(←専門用語)を3カ月で取った猛者もいると、発狂皆伝の友人から学生時代に聞いたことがあります。まさしく努力ももちろんですが才能の差ですね。
真面目なおまけ
ちなみに自分は、弐寺SP皆伝は誰でも取れると思っています。
ただ、やってればそのうち取れるというほど簡単なものではないとも同時に思っています。
本人がずっと楽しんでいて努力しているつもりがない場合もありますが、努力は間違いなく必要です。
皆伝を獲得できて涙する人もいるくらいです。(かくいう自分もうるうるしました。)
よっぽど才に恵まれている方でなければ、決して鼻ほじってれば取れるような簡単なものではないこともまた事実です。
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